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サクサクと変化する楽しさについて


(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


僕は変化することが好きである。

まあ、以前は変化することは好きではなかった方なのだけれど、今は変化することを楽しめるようになってきた。

自分が変わる、変化するというと、なんというかこれまでの自分が、自分ではなくなってしまうようで、なんだかこわいという気持ちがあったし、ためらいみたいなものがあった。

けれど、今は全く自分が変化することを気にしていないし、むしろ割とサクサクと変化する自分に面白さを感じているくらいである。

とはいえ、そう思えるようになったのは、ここ数年間の話ではある。

自分なりにやったことのないことをあれこれやってみたり、いろんな本を読んだり、いろんな人を知っていろんな価値観を知るたびに、自分にそれを取り込んでアップデートさせてきた。

そして、それは今も続いていることでもある。

だから毎年やっていることも考え方も変わっているし、いきなり何かを始めたり、いきなり何かをやめたりするということもある。

ちょっと前は、そうやってコロコロと変わるのもちょっとどうなのかと思っていたこともあったけれど、それはこれまでの過去に執着があるということであって、確かなのは「今ここにいる自分」だけなのだから、「今の自分が自分」で全く問題ないのだろうし、昨日と今日でやっていることが変わったとしても、今ここの自分が心地よく過ごせていればオッケーくらいの感覚でいる。

もちろん同じことを変わらずに続けることも楽しいことだと思うし、僕もこうして日々エッセイを楽しく書き続けているし、やめるつもりもない。

けれど、最近はやることを頭で考えるというより「自分の心がどう感じるか」で決めているから、例えずっと続けていることでも「あ、なんか違うな」と感じたらやめることが多くなった。

だから割と長く続けていたSNSもほぼやめたし、ダンベルとトレーニングベンチまで買った筋トレも、あっさりとやめた。

自分が何をやるかとか、何を持つかとかの判断の基準が全て「今ここの自分の心」になってくると、あまり迷うこともなくサクサクと変化できるようになってきたし、そしてそういう変化は僕としてはいい方向に進んでいると感じている。

そうやってサクサクと変化していると、変化することにも慣れっこになってきて、むしろ変化することを楽しめるようになってくる。

そしてその変化のタイミングというのも、いつやってくるかわからないわけで、それはなんというのだろう、思ってもみなかった贈り物をもらうような感覚であるし、そういうことが日々の暮らしにあるということは、楽しいことである。

なので僕にとって変化するということは、特別なことでもないというか普通なこと、あるいは日常的なことみたいになっている。

それこそ、このエッセイでこれまで自分が書いてきたことを振り返ってみれば、やっていることだったり、価値観や物事のとらえ方もだいぶ変わっていると思う。

今の自分にとっては、変化するということは楽しい、面白いことであるし、新しい自分に出会えるチャンスだと考えている。

そして、これからまた自分がどう変化していくのか楽しみであるし、ワクワクしている。

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ささきたけよし
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