感情がごちゃごちゃとしてしまった時に自分を取り戻す方法について
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今年に入ってから、なんというか自分の心がグラグラっと揺れるようなことが自分のまわりでちょこちょこと起きていて、精神的に落ち着かないような日々を過ごしていた。
1月だけでもいろいろとあったわけだけれど、2月になってからもまあ家のことではあるけれど、自分としてはショックというのか、また気持ちが不安定になるようなことがあった。
僕は数年前に精神的に大きく調子を崩し、適応障害というものを経験してから、浮き沈みを繰り返しながらも、自分なりになんとか自分の心を落ち着かせようと、いろいろとあーでもないこーでもないとやってきたし、それは今でも続いている。
僕はうつ病と言われたわけでもないし、自分よりも精神的なことでキツい思いをしている人はたくさんいると思う。
なんというか、精神的にダメージを受けて心が一度でもボッキリと折れてしまうと、それをいくらテープでぐるぐる巻きにしても、折れる前にはどうやっても戻らないということがわかったし、だから今は適応障害ではないとしても、やっぱりちょっとしたことでも精神的に不安定になりやすいことはずっと変わっていない。
そういう何か自分の心にプレッシャーがかかるようなこと、それは自分でも思いがけない、普通の人だったら気にしないような、些細なことだったりもするわけだけれど、そういうことがあると、感情がごちゃごちゃとしてしまう時、自分を見失うような時がある。
それは自分ではどうしようもないというか、コントロールできないというか、自分でもなんでこんなに感情がごちゃごちゃして、気持ちも不安定なのかよくわからなくなる時もある。
けれどこれまでずっとそういう自分と付き合ってきているので、ある程度は対処法というのか、「自分を取り戻す」方法みたいなものも見つけてきた。
僕がやっているのは、まずは「しっかり寝る、寝れないにしても横になって休む」ということである。
睡眠が足りてない、体が休まっていないと、精神的にもやっぱりどんどん不安定になっていくのがわかるから、普段からたっぷり寝るようにしているし、夜でない時間でも心が疲れていたら、ちょっと横になって休むということをする。
そして寝る、休む時は何にも考えないようにする、というのかぼうっとする。
僕は普段からぼうっとするのは得意だから、これに関してはよかったなあと思うのだけれど、そもそも「考えすぎる」ということは精神的にあんまりよくないというか、健康的じゃないなと感じるようになった。
「心で感じる」ままに生きればものすごくシンプルなことなのに、それを「頭で考える」ということをやるから生きることが複雑になるし、心も感じることと違うことをやるから落ち着かないし、不安定になってくる。
とはいえ、ついつい考えてしまうのが人間ではあるけれど(とほほ)、それでも普段から意識的にちゃんと寝るというか、体を休ませるようにする。
あとは、いつもの自分がやっているルーティンを、ゆっくり丁寧にやる。
やっぱり体を動かす、行動するというのは心にもいいなと感じていて、それがルーティンになっていると「考える」ことをしなくても体が勝手に動いてくれるし、体を動かしているうちに気持ちも落ち着いてくる。
しっかりと自分を休ませて、体も無理をしない範囲で動かしてみる。
そういうことをしていると、ちょっとずつまたいつもの自分の感覚に戻ってくることができるし、なんだかギクシャクしていた、生活のリズムも整ってくる。
そうそう、「好きなことだけをやる、嫌なことはやらない」というのもとても大事だ。
普通であれば「そんなのただのわがまま」だという人もいるかもしれないけれど、僕はそういう人とは距離をとるし、社会の常識とか普通からも距離をとっている。
自分を、自分の心を守ってあげることができるのは、やっぱり自分しかいないわけで、それを世間の常識とかこれが普通とかまわりの目を気にしていたら自分を守れない。
そして、そういう世間の常識とかこれが普通とか、まわりの目を自分を守ることより大事にするというのはおかしいことだと思う。
僕は自分の心を、一度はボッキリと折れてしまったけれど、それからはちゃんと大事にしていこう、守っていこうと決めて生きてきたし、そしてそれは、これからも続いていく。
またいろんなことがこの先もあるのだろうけれど、それでもこれまでの経験とか、試行錯誤してやってきたことが自分の支えとなっているから、大丈夫だし、自分の心が不安定になって感情がごちゃごちゃすることがあっても、自分でちゃんと自分を取り戻して生きていきたい。