豊かさとは自分で決めるもの

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豊かさというといろいろあると思うけれど、ある時ふと「豊かさというものは、誰かが決めるものではなく、自分で決めるものなんだ」ということに気づいた。

なんというか、ついつい人と比べて自分は豊かなのかどうかとか、世間一般的な豊かさに比べると自分は豊かではないのかもしれないと落ち込んだりするということはある。

けれど、豊かさというものは、人によって捉え方が全く違うし、他人あるいは「これが普通」みたいな世間一般的な感覚によって、自分にとっての豊かさというのは、決めるものではない。

例えば大金持ちでも、なんだか楽しくないなとか、なんだか心が満たされないなと感じている人もいるかもしれないし、お金はほとんど持っていなくても、毎日がなんとも幸せで、満ち足りた気分で過ごしている人だっていると思う。

というより僕自身がお金をほとんど持っていないし、同年代の人から見たら豊かには見えないかもしれないけれど、それでも毎日がなんとも楽しいし、幸せを感じて生きているし、自分は豊かさを感じているから、なおさら豊かさというのは自分が決めるものだよなあと感じるわけである。

だから、ある時お風呂に入っていてふと「あれ、改めて考えたら、自分ってめちゃくちゃ豊かだよなあ」と気づいた。

豊かさっていうと、なんとなく「お金がたくさんあること」ということだけにフォーカスしてしまいがちだけれど、豊かさにはいろいろある。

それは健康だったり、人間関係だったり、いろんな情報だったり、チャンスだったり、好きなこと、やりたいことがあることだったりと豊かさにはいろんな面がある。

そういうことがわかると、確かに「お金」だけにフォーカスしてしまうと、自分は豊かではないかもなあと感じてしまいがちだけれど、実はそんなことは全くないということがわかった。

今は人生でも1番に心と体の調子がいいし、例えメンタルの調子が落ちたとしても、そこからのリカバーが早くなった。

そして人間関係も自分では信じられないくらいに、いろんな人たちに出会って、つながるようになったので、とても恵まれているなあと感じている。

自分が欲しい、必要としている情報にだって、アクセスしようと思えば、今はインターネットですぐにアクセスできるし、これまでの経験上、自分に必要な情報というのは、ベストなタイミングでやってきてくれるということがわかってからは、そういった情報からいつも気づきや学びを得ることができるようになった。

チャンスにも自分は恵まれているなあと感じていて、これも情報と同様に、自分にとって必要な時にベストなタイミングでやってきてくれるから、なんとも自分はラッキーだよなあといつも思う。

さらに、今の自分は昔はなかなか見つけられなかった好きなこと、やりたいことが自分でようくわかっているし、やることができているからとても恵まれているし、ラッキーだし、幸せなことだなと感じている。

こうしてみると、自分は明らかにめちゃめちゃ豊かであるし、恵まれているし、ラッキーであるなあということに改めて気づく。

そして豊かさというものは、やっぱり他人が決めるものでもないし、世間一般的なこれが豊かであるみたいな、ものさしではかるものでもない。

豊かさというのは、自分がただ気づいていないだけで、すでに自分にあるものじゃないかと思うし、そしてその豊かさに気づけることそのものが何よりも幸せなことである。