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「自分になる」という唯一無二の生き方、あるいは働き方について

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


前に「自分に本気で生きるということを始めてみる」と書いたけれど、もういよいよというか、それが自分の進む道かもしれないなあと思うようになった。

僕は学校を出てからいろんな仕事を転々としてきたけれど、正直に言うと、小さい頃から「なりたいもの」もなければ「やりたいこと」も特になかったから、学校を出たらとにかく働かないといけない、就職しないといけないもんだと思い込んで、とにかく何かしらの仕事についた。

まあやりたいことではなく、お金のため、学校を出たら働くものという気持ちで仕事をしているから、まあ楽しくない。

というか、自分が1ミリもワクワクしないことをやるから、逆にストレスがたまってくるし、そのストレスを仕事で得たお金を使って発散して、お金がなくなっちゃったから、また仕事に行かないといけないという、ループにずうっとハマり込んでいた。

そうやって、やりたくない仕事をやってストレスをためて、また別の仕事をして、それもやりたいわけではないから、またストレスをためてお金を使って発散して、お金がないからまた何か、やりたくないけど仕事をしないといけないということをずっと繰り返して仕事も転々としてきた。

そしてある時に強制終了というのか、「たぶん、このままなんとなく定年まで働いていくのだろうな」という会社に入って、自分でも思っていた以上のストレスをため続けて、数年が経った時に、メンタルを壊してその会社も退職することになった。

もしかしたら、この世界にはいろんな可能性の自分が存在していて、あの時に退職しないで、その仕事を続ける自分というのもどこかに存在しているのかもしれない。

そして、いろんな可能性のひとつとしての今の自分は、あの時はかなりキツかったけれど、退職してそこから自分はどう生きていったらいいか本気で考えるようになって、時間はかかったけれど、あーでもないこーでもないといろいろやってきてよかったと心から思っているし、感謝している。

こうして「今ここ」の自分が存在しているのは、その時その時の「今ここ」を、自分の、それはきっと本来の自分の感覚を頼りにして生きてきた自分がいたからであり、そして今どんどん本来の自分に戻っているという感覚も、強くなっている。

僕がいろんな仕事をやってみて、どこにもハマれず、ストレスをためるばかりでうまくいかなかったのは、シンプルに「あなたはそこじゃないよ」ということだっただけなのだろうし、みんながハマっているのにハマれない自分を否定したり、責める必要も全くなかったのだと今ならわかる。

もちろん、最初に就職した仕事が自分にとても合っていて、仕事が楽しくて、定年まで働くという人もいるだろうけれど、それもひとつの可能性に過ぎないというのか、どうしても社会に出るとそれが唯一の正解というのか道に思えてしまうけれど、人の数だけ可能性もあるし、仕事だって、道だってあっていいし、むしろある方が自然じゃないかと思う。

だから僕がこれからやることは、これまであちこちで書いているけれど、「自分のワクワクする感情に素直になって、頭で考えず心で感じて動く、そして今ここを、ワクワクを感じて過ごす時間をどんどん増やす」ということになる。

そうやって生きていけば、どんどん本来の自分になるというのか、もしかしたら「本来の自分に戻る」という方がしっくりくるかもしれないけれど、そうすることで自然と、他の誰とも違う唯一無二の生き方、そして働き方ができるようになるんじゃないかと思うし、これからはそう生きることに決めた。

そして「自分になる」人が増えてくれば、お互いに足りないところを、みんながそれぞれのワクワクで補えるようになるだろうし、なんというかそもそもはそういうものだったんじゃないか、とも思えてくるし、これからがなんだかとても楽しみになってくる。

「自分になる」ことも、シンプルで、簡単で、楽しいことだと思い、自分のワクワクする感情を頼りにして生きていけば、その通りの現実になるだろうし、自分に本気で生きて、自分になった自分の人生を今からとても楽しみにしている。



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