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囲炉裏のある生活について

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ここ1年くらいで、いろんな人たちと出会い、つながるようになったのだけれど、そのつながりで古民家に行く機会がとても増えた。

というのも、つながるようになった友だちがそもそも古民家に住んでいたり、古民家を譲り受ける、あるいは購入してそこから手入れや、改装をしていこうとしている友だちも何人かいて、実際に家を見せてもらったり、片付けのお手伝いに行かせてもらったりしている。

僕はそもそも、住んでいる家が昔ながらの古民家という感じではないし、そういう古民家にも行ったことがなかったし、これといって特に興味もない方だった。

それが、友だちのいろんな古民家に行って見せてもらっていくうちに、すっかり古民家が好きになってしまった。

そもそも建物の雰囲気もいいし、お家によっては、茅葺きの屋根になっていてそれもまたいいし、家に入ってみるとなんだろう、なぜだかわからないけれど、初めて入ったのになんだかとても落ち着くというのかリラックスできるし、古民家にはなんともいえない魅力があるなあと感じている。

そんな魅力的な古民家のなかでも、僕が特に素敵だなあと感じたのが「囲炉裏」である。

囲炉裏はそれこそ、「昔の暮らし」みたいな本で、写真とかイラストで見るくらいだったわけだけれど、実際にお家にある囲炉裏を使っているのを見て、囲炉裏の前でゆっくり過ごしていたら、すっかり囲炉裏が好きになってしまった。

前に友だちの茅葺き屋根の古民家に1泊させてもらったことがあるのだけれど、みんなで囲炉裏を囲んでご飯を食べて、話をしている時間がなんとも楽しくて、心地よくて幸せな時間だった。

それでいて囲炉裏というのは、とても機能的というのか、囲炉裏で調理もできるし、もちろん暖房にもなるし、今の時期だったら湿気がすごいわけだけれど、囲炉裏を使うことで部屋を乾燥させたり、空気の循環を生み出すこともできるらしい。

初めて囲炉裏に火がついているのを見た時は「家の中に火がある!」とものすごいびっくりしたのだけれど、しばらく囲炉裏の前で過ごすうちに「家の中に火があるっていいなあ」と感じるようになっていた。

なんだろう、囲炉裏に火がついていると自然と人が集まってくるし、特別な何かをしなくても、大好きな仲間とご飯を食べたり、時にはお酒を飲んだり、話をしたりというとてもシンプルなことなのだけれど、シンプルだからこそいいのだろうし、それだけでも十分に楽しくて幸せなんだということに気づいた。

それはきっと昔から、囲炉裏のある場所ではずっと行われてきたことなのかもしれないし、今になってそういう古民家とか囲炉裏の良さや魅力を知ることができたのは、とてもラッキーだなあと思う。

まあ僕の住んでいる今の環境では、囲炉裏を設置するというのは難しいだろうけれど、古民家もそうだし、囲炉裏というのか「火のある暮らし」はとても素敵だし、いつか囲炉裏のある生活をやってみたいので、これからも友だちのお家の囲炉裏を見せてもらったり、囲炉裏についてちょこちょこと調べてみたい。


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