ひっそりと、淡々と、幸せを感じて生きることについて

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日々を過ごしていると、これといって特別なことが起こるということは、まあそんなにはないけれど、それでも、その何気ない日々がありがたいなあと感じるし、幸せだよなあと感じることでもある。

僕の人生の目標としてあるのは、

「心穏やかに、ワクワクして生きる」

というものである。

そしてそれは、ちょっとずつではあるけれど、現実にできているように感じられるし、どんどん心も体もなんだか軽くなってきている。

こうやって文章を発信していて、こう言うのもどうかと思うのだけれど、僕としては人生の目標をさらに実現するためのテーマとして「ひっそりと、淡々と、好きなこと、やりたいことをやって楽しく幸せに生きる」ということを心に置くようにしている。

今となっては「何者かになりたい！」とか「何かで成功する！」みたいな、欲というのか野心みたいなものは、心のどこを探しても出てこない。

確かに何かしら発信をしたり、あれこれやってはいるけれど、それはただただ、単純に「ワクワクするから」「楽しいから」「幸せを感じるから」やっているだけであって、そのやっていることでいずれは何者かになって、成功しようみたいな気持ちもない。

「好きなことを好きなまま、淡々とずっとやり続ける」というところに僕は幸せを感じるタイプなので、もちろん自分がつくったものに何かしらの反応をしていただけるのは、とてもとても嬉しいことではある。

そもそも僕としては、例えば文章を書くなら書くことそのものに、喜びや幸せを感じているので、そこにさらにいいねとかコメントをいただくというのはものすごいラッキーなことだと感じているし、なんだろう、そこには幸せしかないように感じる。

僕は今のところエッセイを書いて、イラストを描いてラジオで話して、ティンホイッスルを吹いて、英語でひとりごとを話したりしている。

それぞれやり始めて、自分としてもよく続いているなあと思えるくらいの期間やり続けているわけだけれど、不思議と飽きない。

なんでだろう？とも考えてみるけれど、多分やり続けることでちょっとずつ変化、あるいはもしかしたら成長を感じられるようなことをやっているからかなとも思うし、そもそもその時その時で自分そのものが変化しているから飽きないのかもしれない。

だからまあ僕は前に書いたことをすっかり忘れて、同じようなテーマで書くことが(とても)多いのだけれど、それでも以前に書いたことと全く同じかというと、そんなことはなくて、その時「今ここ」にいる自分が感じたり思ったりすることは変わっているわけで、そうなると書く文章もちょっと変わってくる。

そういう、なんだろう、やり続けることでようやく見えてくるものってあるんじゃないかなとこれまであれこれやり続けて感じるようになったし、自分を定点観測するではないけれど、やり続けていることを通して、自分の変化を感じることもあるからやっぱりおもしろい。

僕としては何者かになりたいわけでもないし、成功するみたいなことにも興味がないし、それはずっとそうだったし、これからもそうだと思う。

きっと自分は、この世界に来る前に「何者かになるとか成功するみたいなことは、やらなくていいや」と決めてきたのかもしれない。そのくらいそういうことに気持ちがワクワクしない。

だから自分は、自分にしかわからない、自分のワクワクを見つけて、ひっそりと淡々と楽しく続けていくだろうし、そういうことができることそのものに幸せを感じながら、日々を過ごしていきたい。