仕事の概念が変わりつつあることについて
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最近は「自分の仕事」というものを考えるようになった。
まあ、今はポツポツとバイトをしているわけだけれど、それでもなんとなく、「これからは、自分で何かしら仕事をつくって生きていく」ということになるんじゃないか、という感覚があるからである。
それはきっと、実際に自分で仕事をつくって仕事をしている人たちに出会ったということが、ものすごく大きい。
もちろんSNSとかで、そういう人をたくさん知ってはいるけれど、ただ知っているだけと、実際に会って話してみるではだいぶ違うものだなあと感じた。
そして、そうやって自分の仕事をつくって仕事をしている人たちは、とても楽しそうで自分でもそういう、自分の仕事をつくって生きてみたいと思うようになった。
さらに、これまではずっと「仕事=自分の時間を売ってお金を得ること」としか思っていなかったというか、思い込んでいた仕事の概念が、変わってきたようにも感じる。
仕事というのは、基本的にはお金を手に入れるために、そもそも存在している仕事から選んで、まあそれが特に自分がやりたいことではないにしても、それを日々やりつつ月末にはお給料をいただく、そんなふうに考えていた。
もちろん、そういう、そもそもある仕事から自分のやりたいことを見つけられる人もいるだろうし、シンプルに「お金を手に入れるため」と割り切って仕事をしている人もいるかもしれない。
僕も単純に仕事は「お金を手に入れるために、特にやりたくもないことをやる」くらいにしか考えていなかったから、仕事というものを楽しいと思ったことはなかった。
ところが、自分で仕事をつくって、自分の好きなことで仕事をしている人たちを見ていると、とても楽しそうである。
さらに、なんというかうまく言えないのだけれど、もちろん、収入は必要であるにせよ、お金を稼ぐことを、そもそも仕事の目的にしていないようにも見える。
それよりも、自分が好きなことをやり続けているうちに、それが自然と人を喜ばせたり、人を癒したりして仕事という形になっていったというふうに感じる。
そして、そういう仕事をしていると自分も楽しいし、まわりにいる人も楽しいから、そこには心地よいエネルギーみたいなものが流れているんじゃないかと思う。
そのエネルギーの流れが、たまたまお金という形で、自分の仕事をしている人にその人の仕事によって楽しいとか嬉しい気持ちになった人たちから流れている、そしてそのお金というエネルギーを受け取った自分の仕事をしている人も、誰かにその心地よいエネルギーを流すみたいな「お金=心地よいエネルギー」の循環のようなものが、そこには生まれている。
とはいえ、正直、お金を受けても受けなくても自分のやったことが、誰かを喜ばせたり、嬉しい、楽しいと感じてもらえればそれで十分な気もする。
お金は必要最低限あれば暮らしてはいけるだろうし、最近お手伝いをすることがちょこちょこあって、そういうのをやっているとまあ僕はたいしたことはできないけれど、それでも喜んでもらえるともうそれだけで「ああ、よかったなあ」という幸せな気持ちになれるし、生きていくってこういうシンプルなことでいいんじゃないかと思えるようになった。
きっと自分の仕事というのも、そういうお手伝いの延長というか、誰かを喜ばせた先にあるものなんじゃないかと、なんとなく思っている。
まあ、まださっぱりわからないけれど、自分の仕事をつくって生きていくという新たな楽しみができて、今はとてもワクワクしている今日この頃である。