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連休について

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世間ではゴールデンウィークに入るというのか、ちょっと前から入っている人もいるのだろうけれど、こういった大きな連休となるときっと国内とか海外に旅行に行ったり、あとはなんだろうどこかにお出かけをするという感じなのかなと思う。

会社で働いていた時は、ゴールデンウィークはどうしようかなあとかも考えていたような気もするけれど、今はというとあまりゴールデンウィークとか、連休も意識しなくなったというのか「そういえば世間ではゴールデンウィークなのだなあ」と感じるくらいである。

というのも、僕は家でのんびりしているのが何よりも好きなタイプなので、若い頃はそれでもどこかしらに出かけていたような気もするけれど、人が多いところに行くと、エネルギーを吸われる感じがするというのか、ぐったりしてしまう。

なので、そもそも普段から人が多いところには行かないし、ましてゴールデンウィークなんてどこに行っても人がいるだろうから、できれば家でコーヒーを飲んだり、本を読んだり、映画を見たり、日向ぼっこしたり、気が向いたら片付けしたりみたいな過ごし方の方が、僕にとってはとても有意義な連休の過ごし方のように感じる。

もちろん、せっかくのゴールデンウィークだから行きたいところに行くでもいいのだろうけれど、なんというか、ゴールデンウィークであろうとなかろうと、行きたいと思ったところには行きたいと思った時に行きたいし、そりゃあ同じ時期にみんなが行きたいところに行ったら、どこに行っても人がたくさんいるわけで、僕としてはなんだろう、そういう連休とかゴールデンウィークといった概念というのか、世間一般的なライフスタイルからもこれからは距離を置きたいなと思っている。

休みがないからとかお金がないからといって、やりたいことをやらない人生、休みやお金がやってくるまで待っている人生ではなくて、やりたいことをやりたい時にやれるような人生にするためには、自分の生き方、働き方、マインドをこの先は大きく変えていく必要があるというか、変えていかないといけないなと思うし、昔と違って今だったらそれは十分に可能なことである。

とはいえ、子供の頃はゴールデンウィークとか夏休みとかの前はとても楽しみにしていたし、「何をしようかなあ」「どこに行こうかなあ」みたいな気持ちでワクワクしていたのを覚えている。

ゴールデンウィークなんかは、また普段の休みとは違った特別感というのか、もう世間の雰囲気が「お休み」という空気が全体的に流れている感じがする。

まあその雰囲気は楽しそうなのだけれど、やっぱり僕としては特別なことはない、何気ない普段通りの日常に、楽しみや幸せを見出す方が好きであることに変わりはない。

とはいえ、我が家の場合も家族が出かけたいところがあるらしく、きっとたくさんの人がいるだろうなあと思いながらも、そうやって家族と「めっちゃ混んでいたね」とか言いながら過ごす連休、ゴールデンウィークもまたいい思い出になるのかもしれない。



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ささきたけよし
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