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エコあるいはサステイナブルな生活について(その2)

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


いつぐらいからだったのかは、ちょっと忘れたけれど、数年前のある時から「自分が生きるうえで、できるだけ環境に負荷をかけたくない」と思うようになって、エコとかサステイナブルといった言葉の意味もよくわからないまま、今の自分ができそうなことをちょっとずつ始めた。

そもそもエコとかサステイナブルを意識した生活というよりは、前にも書いたけれど「生活をできるだけシンプルにしていきたい」という気持ちが強くて、そういうシンプルな生活をしていくうちに、いつの間にかエコとかサステイナブルという言葉にたどり着いたような感じである。

まずシンプルな生活をするために何から始めたかというと、自分の持ち物を徹底的に見直し、手放して、「必要なモノだけ」を残すようにしてみた。

それまで必要なモノというよりは、欲しいモノをたくさん買って所有することに満足していたわけだけれど、ある時にふと「自分はこれだけのモノに囲まれていないと幸せに生きられないのか?」みたいに思うようになって、1回リセットしてみようと、実験のようなつもりで、ひとつずつ自分のモノを手放していった。

そうしてみると、自分の持ち物のほとんどを手放すことになって、いかに自分が必要なモノでなくて、欲しいモノ、いっときの所有欲を満たすモノばかり持っていたのか、ということに気づいた。

もちろん、自分が好きで欲しいモノを買って所有することがダメというわけではなくて、僕の場合はそういうことに楽しさを以前のように感じられなくなっていて、実際に手放してみてもなんともないということもわかった。

そうやって自分が持っていたモノを手放していって、身の回りがスッキリしてくると、なんだかそういうシンプルさが心地よく楽しくなってきて、もっと自分の生活をシンプルにしていこうと思うようになった。

モノを手放した後は、普段の自分の生活を見直すことにした。

その頃は、シンプルライフとかミニマムな生活みたいな本をよく読むようになって、本で読んだことを実際に試してみるということを、ちょこちょことするようになった。

モノを手放した時に、まず自分の服とか靴の見直しをした。

その時に何かの本だかインターネットで読んだ、服は同じ服を2、3セットくらい用意して、後はそれを着回していくというのを試してみたくなって、それまでそれなりに持っていた服をほぼ手放して、2、3セット残して着回してみることにした。

実際に2、3セットで着回してみたけれど、全く困ることもなく、むしろ毎日の着る服に迷わなくて済むようになったから、僕としては持ち物もシンプルになるし、着る服に迷うという時間はゼロになったからいいことしかないなと感じてそれ以来ずっとそういう生活を続けている。

服もなんとなく買い替えるということはなく、穴があいてもうどうしようもないとなったら買い替えるようにしているので、正直なところ最後に服を買い替えたのがいつだったのか思い出せない。

くつ下だけはどうしても消耗するというのか、これも3セットしか持っていないから、気づいたら穴があいているということがあるので、年に1〜2回は買い替えていると思う。

靴に関してもスニーカーが2つ、長靴が2つ、サンダルがひとつという感じで、スニーカーも何年くらい履いているのかわからないくらいだけれど、お気に入りなので奥さんから「そろそろ買い替えたら?」と言われるけれど穴があくまでは、もうちょっとねばってみたい。

そんな感じで(どんな感じだ)「生活をできるだけシンプルにしていきたい」というところから始まった僕のエコ、サステイナブルな生活への道のりは、まず「自分の持ち物を徹底的に見直して手放す」「必要な分を持ちできるだけ長く使う」というステップへと進んだわけだけれど、多分また次回へと続きます。


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