タケハラ・スカンジナビアデザイン

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最近の記事

ビルドアップをレポートのような体裁でまとめました

スライドの続きがあと48枚あるので、続きは概要欄にて

    • 2024/25シーズンのプレミアリーグ開幕前に2023/24シーズンをスタッツで振り返る①

       2023/24シーズンのプレミアリーグに限って、“一試合平均”のスタッツをそれぞれ算出し、上表のようにランキングしたものを参考にした。  上表はサンプルとして”Tackle”の数値を示したものである。リーグ内に全部で20チームが在籍している状況を考え、5チームごとを一つの大きなグループとして捉えた。そして、上からA,B,C,Dと名付けている。一方で、最上位と最下位は特徴が際立っていると考え、それぞれS,Zで示し、特別視した。  細かくスタッツを見ると、スタッツにもよるが、格

      • 23-24シーズンを、22-23シーズンと比較したスタッツで振り返る。

        Takehiro Tomiyasu プレミアリーグに限って昨シーズンは21試合、今シーズンは22試合に出場した。それぞれ一試合平均を算出し、グラフに数値を示した。 守備的スタッツはTackleを除いて、増加傾向だった。Clearancesに関しては、増加率が倍以上となっていた。 攻撃的スタッツはThrough ballsのわずかな減少を除いて、微増傾向だった。一方で、PassesやGoalsの増加は顕著で、ここから昨シーズンとわずかに異なるタスクがあったことが考えられる

        • 22-23_EPL マンチェスターシティについて⑥

          ・Erling Haaland 22-23シーズンで最もゴールをとったプレイヤーのゴール数「36」だった。シュートに関する最後のまとめとして9(Erling Haaland)について記述する。上図は分類表に沿って集計したときの実数値を表記したものになる。左からシュート、オンターゲット、ゴールの数値となる。   box内からスルーボールのアシストに対するシュートは集計値0だった。これに関しては、シーンを創出することが難しいため、書き留めることもないことだ。そのほか、0を記録し

          22-23_EPL マンチェスターシティについて⑤

          2. Each of the shots シュートパターンのほかに、シュートしたプレイヤー、ラストパスを供給したプレイヤーについて集計した結果を示す。 上左図は全シュートに対するプレイヤーごとの構成比率を示した。わずか4人のプレイヤーで全体の半数近くのシュートを記録したことになる。そして全体の2割を一人のプレイヤーが占めた。 9(Erling Haaland)のシュート数の2位との差は「58」で、圧倒的な試行数を記録したことになる。 上右図は、MCI内で最もシュートを打っ

          22-23_EPL マンチェスターシティについて⑤

          22-23_EPL マンチェスターシティについて④

          1-5 分類表の細分化データ 前投稿の分類表の個々のデータを集計、表示するために各々にアルファベットを割り振ったのが以下となる。 表をもとに全シュートを分類し、頻出パターン上位7つを示したのが以下の円グラフになる。 7つのパターンで、過半数を超えた。実数値で示した比率であるが、このうち分類表の細分化した項目にあてはまるのは「n」であった。最も多いのが「w」でシュートやブロック、クリアされたボールをbox内でシュートしたものになる。同シチュエーションでbox外でのシュート「

          22-23_EPL マンチェスターシティについて④

          22-23_EPL マンチェスターシティについて③

          1-4. Block v Finish MCIのシュートだけでなく、対戦チームのシュートについても集計した。これにより、被シュートの総計を把握できた。 前述では、アシストタイプによって分類して集計した放ったシュートの結果を示したが、ここからはその“逆”となる許したシュートについてのデータを示す。集計した前提として、攻撃時にはアシストタイプによって、チームが狙っていることと同時に相手チームに対して狙えるポイントがあったためにシュートができたという仮説を立てた。具体的にはスルーボ

          22-23_EPL マンチェスターシティについて③

          22-23_EPL マンチェスターシティについて②

          1-3 分類表の細分化データ 前投稿の分類表の個々のデータを集計、表示するために各々にアルファベットを割り振ったのが以下となる。 上表をもとに全シュートを分類し、頻出パターン上位8つを示したのが以下の円グラフになる。 図はその頻出パターンの上位8つのオンターゲット率、ゴール率を示したものになる。 MCIのアタッキングサードで多くみられる形として、相手フィールドプレーヤーがbox内に多くの人数を割きブロックを固め、その周りをMCIのプレーヤーが囲むという構図があった。そのた

          22-23_EPL マンチェスターシティについて②

          22-23_EPL マンチェスターシティについて①

          はじめに フットボールにおける最もホットな瞬間は得点シーンである。 そしてその後、冷静になった時に考えることは誰がアシストしたのかである。 続いては、アシストしたプレイヤーにパスを出したのは誰なのかだ。 こうしていくうちに全ての流れが気になりだすが、全てのシーンでパスをつないでシュートまでに至るのではない。 しかし、シュートしたプレイヤー、ラストパスを出したプレイヤー、ラストパスを出したプレイヤーにパスを出したプレイヤーはそれぞれ、一試合の中で、何度も同じような試行をしてい

          22-23_EPL マンチェスターシティについて①