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#7 信越五岳トレイルランニングレース2024

2024年9月15日に開催された信越五岳トレイルランニングレース(110km)の記録

【リザルト】

戸隠outで終了

【KPT】

「Keep」

・大雨を見越してドロップバックに替えのキャップ(ツバが濡れても垂れてこないやつ)、登山用レイン(Millet Typhon 5000)、テムレスを用意したことで、笹ヶ峰以降の大雨に対応できた
・戸隠で身体が震えていたが、忍ばせていたAnswer4のアルファダイレクトを着たことで先に進む決心がついた
・specializedのピュリストボトルを使用し携行する水分量を増やしたことで水切れを起こさなかった
・補給食が受け付けなかった時間帯でも麦茶+パラチノースの組み合わせは大丈夫だった
・味噌汁、スープ、お粥、蕎麦の暖かい食べ物だけは最後まで胃が受け付けた
・熊坂まで飛ばし過ぎたせいで一度足が終わり熊坂→笹ヶ峰でペースダウンしたが、大雨がアイシングになったのか笹ヶ峰以降で復活した
・黒姫→笹ヶ峰の林道を抜けた後の岩ゴロゴロゾーン以外、下りは走ることができた
・レース直前で買い足したTeton Bros.のELV1000 ショーツ(2024モデル)は大雨の中でも太腿に張り付かなかった

「Problem」

・朝一の時間帯がしんどい、レース前の朝食サービスのご飯がほとんど食べられず
・汗で濡れた手でパラチノースの袋が切れずエイド毎に手こずり時間を消費した
・補給食の消費量がANDO(6/14)、アミノバイタルジェル(6/7)、パラチノース(11/14)で、ANDOの甘さが途中からダメになった
・熊坂out→戸隠inまでエイド食、補給食を取れていない
・走れる関川沿いの堤防、黒姫→笹ヶ峰の林道でダラダラ歩く時間が長かった
・パワーウォークが遅くいっぱい抜かれる
・戸隠out時点の経過が15時間4分に対し、だエイド滞在時間の合計が100分くらい
・レース後に嘔吐を繰り返した

「Try」

・レース時に使えるミニはさみを買う
・癖付けのために普段のトレイル練から定期的に補給する
・走れるセクションでしっかり走り切るためのトレーニング、普段の林道練では歩かない
・足に疲労を溜めた後でガツンと上る練習、林道練の後に登山とか
・疲れている状態でも緩やかな登りは全歩きするのではなく、一定の間隔で走る歩くを繰り返す
・自分がどのくらいの負荷でどれくらい脚が疲労するかをもっと知る
・エイドワークの短縮
・疲労困憊の状態ですぐバスに乗らない

【振り返り】

前日のアクシデントから始まった今回のレース。斑尾へ向かうため特急しなのに乗車しようとしたところ、まさかの指定券を持っている号車が存在しない。駅員には満員だけど自由席のある号車に乗ってくださいと言われ、訳もわからず立ち席のまま長野へ向かう。(3時間寝るつもりだったのに一睡もできず)
後で払い戻ししますと言われても。お金どうこうよりもレースのことを考えて座りたかったのが正直な気持ち。

会場へ到着し受付を済ませホテルへ向かう。110kmは全員宿泊必須とのことでどこかの宿へ振り分けられるが、自分はモンエール斑尾。荷物を散らかしても気にならないくらい部屋も広くレース後の深夜に使える大浴場もありラッキーだった。ただし、フィニッシュ後の動線を考えると飯綱に近いホテルに泊まった方がいいのかもとも思う。更衣スペースや洗い場の混雑具合とバス時間の関係で飯綱で着替えることなく1時間ほどかけて斑尾へ戻らなければならなかった。

レースの方は気持ちよく走りきりフィニッシュできたと言いたかったが、瑪瑙山手前のゲレンデでスタッフから判断が出るまで待機するよう指示があり、結局数分後には上ってきた道を下って戻ることに。ズルズルの斜面を転けないよう上りの倍くらいの時間をかけて戸隠エイドに下りてきたらチップが回収されレースは終了となった。21時までに100km地点を通過できていなかったために公式リザルトとしては戸隠inで終了。

IBUKIのポッドキャストで大会プロデューサー石川弘樹さんが「適度なアップダウンがあるが、フレッシュであればどこでも走れるコース」と仰っていた通り、本当に整備の行き届いた走りやすいコースだった。大雨の(トレイルが田んぼ化した)レースでなければ。

笹ヶ峰以降は泥濘に足を取られる回数も多くなる。西登山道から進んだ先の黒姫山の下りは勢いに任せ滑りながらかっ飛ばしたが、タイムを稼げる大橋林道→戸隠はサーフェスの悪化で全くと言っていいほどペースが上がらなかった。牧場沿いの泥濘で滑って手を掴んだ先が有刺鉄線とか、無理して泥濘を避けようとすると小川に落ちそうになるとか。

界隈ではキラキラレースと言われているが、難易度自体は決してキラキラではなく走力が求められるレースだったという印象。コース短縮となった戸隠到着まででも100mileが309/685、110kmが434/747と出走者の半分近くは完走できてない。来年以降もまたクリック合戦かと思うが、0次関門を突破してまた再チャレンジしたい。

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