20年12/8　小説📖パロディ「痔滅の刃」No.48　第二章㉓　🔴希望は必ず叶う

2020年12月8日 00:23

⬜⬜ 姉川の戦い5️⃣

戦場には怪我をして動けない数十人の小作人鬼と数人の死者、数頭の死んだ馬がいました。

炭治郎側は鹿が1頭、首を取られて死んだだけで、

怪我人の程度も軽症で済んでいました。

炭痔郎は怪我をして動けない小作人達を手当てして、鬼舞都痔家に送り返すと共に、

死者のイボ痔は

切り取って

奇麗なお尻にして

天国へと旅立たせてやりました。

炭痔郎がイボ痔を切り取る時、一瞬「鬼滅の刃」が妖刀（ようとう）村正のように怪しく光り「鬼尻の刃」（きけつのやいば）に変身しました。
【妖刀村正】10月24日投稿のNo.2号参照。

この時もまだ炭痔郎は、「鬼尻の刃」に禰痔子を禰豆子に戻す力が隠されていることを知りませんでした。

＜森の市松＞
禰痔子ちゃん、鹿と馬が死んで永遠に寝ることを「鹿馬寝（しかばね）」って言うんだよ。
【屍】（しかばね）死骸。

＜禰痔子＞
馬鹿じゃないの！

＜森の市松＞
「馬鹿は死ななきゃ治らない」って言うけど、今ここに死んだ馬と鹿がいるんだけど、何が治るんだろうねえ？

＜禰痔子＞
市松は、本当に大馬鹿だねえ！
「馬鹿は死ななきゃ治らない」って、市松のことだよ！

＜森の市松＞
それは違うよ、禰痔子ちゃん。

＜禰痔子＞
第二章の最後だから、そういうことにしとこうか。
希望は必ず叶（かな）うって。

ご愛読ありがとうございました！　明日から第三章に入ります。

痔（次）号に続く