21年5/18 小説📖パロディ「痔滅の刃」No.184 第四章73 🔴スエズは吸えず?
⬜⬜渋沢栄一⑻
⬜幕府使節団②
<渋沢栄一>
鉄道でスエズの地峡を渡る前に、カイロに立ち寄りました。
カイロでは、
アカイロ(赤色)の服を着てると
女性にモテルと聞いていたので、赤色に統一しました。
<森の市松>
なるほどね、吾妻総長が何で何時も赤色のスーツを身に着けてるのか、ようやく分かったよ。
<渋沢栄一>
ある店の前に男性の行列が出来ていて、皆タバコを吸っているので
気になって聞いてみると、
フランスに行くのだが、その途中のスエズ地峡は禁煙でタバコがが吸えず困るので、
その前に吸っているとのこと。それと、この店はフランスには無い業態の店なので離れる前に楽しんでおくんだ、
と意味深に教えてくれました。
興味が湧いたので私も並びましたが、店の中には中々入れません。イライラしながら、
長いこと待ちました。
待てばカイロの日和あり
【待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)】
悪い状況下でも焦(あせ)らず待っていれば、状況が改善するということ
という言葉はエジプトのカイロでは本当なんですね。
昔のこととはいえ、恥ずかしいから秘密にしておいて下さいよ。
その店でのプレイが、最初の内はあまりに痛かったので、
🎵🎵🎵
帰ろかな 帰ろかな
・・・・・
帰ろかな 帰るのよそうかな
・・・・・
「帰ろかな」 北島三郎
作詞:永六輔/作曲:中村八大
辛抱しきれなくなって、もうカイロ(帰ろ)かな、と思っていたら、
カエル(帰る)
何と!
その内、・・・恍惚状態に陥って、
しばらく絶頂寸前で我慢してたんですが、
ついに、
「イ~、モット~」と叫んで
果(は)ててしまいました。