見出し画像

Voialy【vol.25】繊細さんぽくない人が繊細さんについて話す

voice + diary = voialy
その日あった出来事や気付きを声の日記「voialy」としてお届けします。

遡ること少し前になりますが、12/14の投稿で

私はHSPなんですよね〜という話を最後の方に少しさせて頂いたのですが、今日はこのHSPについて少しお話をしようかなと思っております。

HSPとはなんぞや

HSPとはHigh Sensitive Personの頭文字を取っているのですが、アメリカの心理学者であるエレイン・アーロン博士が提唱したものでして、「敏感すぎる人」や「とても繊細な人」「感じやすい人」と訳されることが一般的です。
日本では人の気持ちを慮ることができて、優しく繊細な性格、というポジティブな意味を込めて最近では「繊細さん」と呼ばれることも増え、認知度も上がってきたと感じています。

このHSPの気質は性格や置かれた環境により後天的に身に付くものではなく、生まれ持った気質と言われていまして、周囲から「気にし過ぎ」とか「心配性」だと言われることもしばしばあります。

直さなければいけないダメな部分だと思っていた

そういう意味では私も昔から「実はけっこう気にしぃだよね」とか「よくそんなことまで気付くね」「心配し過ぎじゃない?」とか言われることも多く、自分自身でも「人の顔色ばかり見てるなぁ」とか落ち込むこともよくありました。

以前、「周りの目とか意見を気にし過ぎる性格」を利用して禁煙に成功したという話を投稿しましたが

これはたまたま、この気質をポジティブに利用したものであっただけで、当時は、自分の嫌いな部分、直さなないといけないダメな部分と捉えていて、なんとか改善なければ!!と思っていたんですよね。

ただ実際のところこのHSPは「生まれ持った気質」なので当然病気ではなく、何か治療するとか克服するとかそういうわけでもないので、自分のこの気質を理解して、肯定して、活かすことで、上手に付き合って生きていくというのが正しい対処法ということに気がつきました。

昨今、「繊細さん」の本が凄く売れておりますが、その理由というのも、そもそも自分と同じように直さないといけない性格だと思っていたのが、
いやこれは生まれ持った気質だから、上手に付き合っていくことで今までよりずっとラクに心地よく生きていけるんだよ。
と知ることができた、納得できた大きな一歩になる書籍だからなのかなぁと感じています。

HSPにも実はいくつかタイプがある

ちなみに自分はこのセルフテストや、繊細さんの書籍を読む中でしっくりくる部分があるつつも、う〜ん、何か違うなぁ…と感じていたところもありまして、更に色々調べたところHSPの中でも、一見するとHSPには見えない外向的なタイプHSS型HSPに該当することが分かったんですよね。
まぁHSPの中での更に細かい分類とか、私が該当するHSS型HSPの説明をここから始めると、これまたかなりの文字数が必要になるので、また別の機会に書かせていただこうと思うのですが…ひとつだけ!!

このHSS型HSPを公言している有名人にロンドンブーツの田村淳さんがいらっしゃいます。
あの方もSNSやYoutube、このStandFMなど色々な媒体で発信をされていて、一見HSPっぽくないんですが、(田村淳さんの全てを知っているわけではないのですが)あの方の活動とか発信、そういったものを見ているとすごくマインドが近いというか、あーわかる!!というものが多くてですね、1つのロールモデルというか行動指針として参考にさせてもらっているところがすごくあります。

今日はHSPについて書きましたが、自分がHSPだから優しくしてくれとか、非繊細さん(HSPではない人を書籍などではそう呼んでいるんですが)はもっと気遣え!とかそんなことは言うつもりはないです。
ただ、組織などコミュニティの中で心理的安全性ってすごく大事だよね。
という話をこれまでも書かせていただきましたが、その心理的安全性を高めるうえで「HSPという気質を持った人も一定数居るんだ」ということを広く認知というか知っておいていただけると嬉しいかなと思っております。

それではまた!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?