たけち

こんにちは。文系の大学院生です。 読書の量には自信があるので、おすすめの本を紹介します。 趣味はサウナです。

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最近の記事

【サウナーじゃない人集合】サウナについて熱く語りたい

サウナの魅力  サウナの魅力とは一体なんだろうか。  ひと昔、サウナと言えば、「おじさんが楽しむもの」であった。かく言うこの私も以前はサウナはただの我慢大会の開催地であった。  しかし現在、サウナブームという言葉をよく聞くようになっている。サウナにあまり行かないという人でも、「サ活」や「ととのった」という言葉を耳にすることがあるだろう。  サウナと水風呂を交互に入るというのが近頃のサウナー(サウナを愛好する人のこと)の方法であるのだが、この方法を「温冷浴」という。この

    • 【エンパシーはビジネスにも応用可能?】ブレイディみかこ『他者の靴を履く―アナーキック・エンパシーのすすめ』

      要旨  2019年に同筆者が出した『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』という著書は多くの人の手に取られた。  そこで注目されたのは「エンパシー」という言葉であった。これまでエンパシーは「共感」という日本語に訳されていた。  今回紹介する『他者の靴を履く―アナーキック・エンパシーのすすめ』の中ではこの「エンパシー」という言葉を深く考察していく。  そして、エンパシーが足りていない故に起こる「悲劇」やエンパシーの可能性という議論が繰り広げられる。 「エンパシー

      • 【外国人が半分以上の団地で何が起こるのか】『芝園団地に住んでいますー住民の半分が外国人になったとき何が起きるか』の紹介

        本の概要  埼玉県川口市に位置する芝園団地はその住民の半分が外国人住民である。著者である大島隆(朝日新聞記者)は芝園団地の一人の住民である。  この著書は実際に芝園団地での生活をすることで感じた「日本人―外国人」という対立の存在や外国人住民について抱く「もやもや感」について記したレポルタージュである。 芝園団地とは  芝園団地は埼玉県川口市に位置する。川口市は埼玉県の南端に位置する都市であり、東京都とは荒川を隔てて、接している。    京浜東北線で東京につながり、武蔵

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