セイミツAlutimo(アルティモ)雑感
セイミツさんから出た新ボタンAlutimoに
ボタンを換装しました。比較様にGravity置いてますが
色の深度はAlutimoの方が個人的に格好いいなと思いました。
Alutimoとはなんぞや?
Alutimoとはキーボードの軸で有名な
CHERRY MXスイッチが使われているアーケード用のボタンである。
有名どころで言うとGamerFingerやサムドクサが有名であり
お値段はお高いが壊れても軸をそのまま入れ替えることにより
割と長く使用できる感じの商品である。
しかも軸を入れ替えることによって
押し心地を調整できるのも利点でもあり、沼でもある感じ。
そんな中とうとう日本のアーケードパーツ部品で有名な
セイミツがCHERRY MXスイッチを入れ替えられる
ボタンを発表したのがこのAlutimoなのである。
標準で銀軸が入っているけど
自分の好きな軸に入れ替えられるのが大きな利点。
自分も一回GamerFingerに凝ってたときに
青軸に変えたりとかしたけど結局銀軸に戻った。
使用感はどうなんだい?
最初に言っておくけど静音じゃないです。
っていうかアーケードボタンの中でも割とうるさい方です。
他の方々が静音化とかされていたりしますけど
逆を言えばそれぐらいしないとヤバいってことです。
デフォルトで使った結果、
ちょっとボタン位置が高すぎるかなと思いました。
指をGamerFingerやGravityよりも高めに置かないといけないので
個人的にですが『スト6』で
インパクトやパリィボタンが押しにくい。
使って数時間後には唸ってました。
そしてもう一回公式サイトを見ると…。
0.2mmの方を速攻で注文し直しました。ついでに
Alutimo用 ホルダー外しも一緒に頼みました。
使用感はここでいったん置きます。
パッキンを入れ替えようとして地獄
というわけでパッキンを入れ替えようと分解開始しました。
最初はこの図のように全部バラバラに分解しようとしました。
この判断がのちに地獄を見ることとはこの時はまだ知る由もなかった…。
軸を外した時カラカラと音がなって何かが外れました。
なんだろうと思ってみるとホルダーの中にあるピンが2つ落ちたのです。
おっとと思いつつこのピンをしっかり回収し、
パッキンを入れ替えて元の姿に戻そうとしましたが、
軸の金属部分を伝達させるために入っている
ピンを正しく横に入れないと誤動作を起こすという
とんでもない代物でした。
ちなみに2個いじったところでボタンキャップと中キャップだけ
外すテクニックを身に着け、一応換装したつもりになりましたが
軸まで外した2つのボタンの内1つのボタンを
弱Kにしたのですが連打の効きが悪かったり、
もうひとつのボタンが押してないのに
ずっとパリィモーションをしていたりと
ムチャクチャでした。
正直もう再現したくないので写真はありませんが普通にピンを入れると
どうしても縦に入ります。でも正しい入れ方は上記のように横。
これをおじさんの老眼な目で挑むのがマジで地獄でした。
どうにかしてピンを入れ直したら
今度はひとつだけボタンが反応しなくなり
「ウキー!」ってなりながら予備の銀軸を入れ替え、
またロールピンを入れる死闘をしてやーーーーっと
全部正常に動きました。
0.2mmパッキンに入れ替えた結果
押し心地がGamerFingerやGravityに近い感じになって
とてもいい感じになしました。
個人的にボタンの音はバチンバチンと
聞こえたほうが好きなので
銀軸なのに押し心地が「たまらねぇなぁオイ!」な感じで
しばらくは愛用していこうと思います。
総評
パッキンの入れ替えだけだったら軸を外すな!
軸の入れ替えは気合を入れろ!
老眼だったり不器用な人は手を出すな!
でもパッキン入れ替えた押し心地は最高なんじゃぁ~!
ってところですかね。
細かいコト言うとボタンキャップも中キャップも
ちょっと取り外しにくいというのもあるので
正直かなりクセがあります。
あとロールピンがかなり小さくなくしやすいからって
なくすの前提でピン単体を別売りにしてるのが
ちょっと狙ってませんか?
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