そこそこプログレ好きの人がおすすめする洋楽プログレ入門編

※WARNING!!

これはあくまでも個人的感想です。「甘いわ」「『我々はこれをプログレとは認めない!』『認めない!!』(ラー○ンズ)」みたいな意見は全力でスルーします。いいじゃん、どんな入り方だって!!
さあ、どうなってしまうのでしょうか。

1.YES「FRAGILE」

俗にいう「五大プログレバンド」の一つ、この5つの中でも聞きやすさはTOPだと思ってます、YES。
わかりやすく個々人のパートがあってテクニックが楽しめてという点があるのにもかかわらず、ポップさが強いんですよね。
前作の影響で忙しくなり「あー、曲を作る暇ないしソロ曲を合間合間に挟んで出すわ」したら、それすら組曲ととらえられたアルバム。
なんと言ってもあの「Roundabout」収録、9分近い時間なんてあっという間の展開とソロパートのテクニック。
後はスリリングな変拍子展開がウリの「Heart of The Sunrise」がいい。
YES曲残り2曲もよし、万人に勧められるアルバム(だと思う)
まあ、その後にアレが待っている!!

2.RUSH「MOVING PICTURES」

最強クラスのロックトリオ、RUSHの大名盤。
この前のアルバム「Permanent Waves」時に「ラジオでかかるようなヒット曲出せ!」と言われて、皮肉入りで出した「The Spirit of Radio」がヒット!
そこで得た「プログレ的テクニックや変拍子など入れてコマーシャルに仕上げる」が見事なまでに表現された。
「Tomsawyer」から期待感にあふれさせてくれるし、あの超絶インスト「YYZ」もこのアルバムだ。「Limelight」もいい。この3曲が4分半程度という驚きだ。わかりやすくノレル、それがRUSHが完成させた凄いさ。
3人でやってると思えない分厚さ、長いだけではない表現の高さに酔いしれよう、日本盤推奨。なぜなら日本語対訳がないと歌詞がわからん(ニールの歌詞も素晴らしい。)

3.KANSAS「LEFTOVERTURE」

また北米!でも聴きやすいんだ、北米のアーティストは・・・。
1曲目の「Carry On Wayward Son」が素晴らしい。緩急ついていて、洗練されている感じがたまらない。
バンド自体の構成がこれまた不思議、で基本はハードロックだけどそろにいろいろ肉付けされているしヴァイオリン聴こえるし、なんだこれは!
最後の「Magnum Opus」まで一気に聴けるし、単体で聴いても楽しめる(そこまでつながり重視ではない。

4.CAMEL「MIRAGE」

Camelは癒し、異論は認める。
なんといっても叙情派、流れるように曲が進んでいく・・・でしれっとテクニックや変拍子を見せてくる。
でもそんな彼らも1曲目「Freefall」でスリリングなイントロを聴かせてくれる、このイントロだけで期待感は上がる上がる。
後、メロディも素敵なんだよなあ・・・そして幻想的。
ラストの「Lady Fantasy」も良曲。
でも彼らのすごさはインスト曲にあり。曲の世界観を想像させるような、メロディとフレーズがよい。
「Supertwister」と「Earthrise」がそれにあたるけど、特に「Earthrise」の遠くの世界まで広がる感じがよいのである・・・。

今日はここまで!!!
「え、あいつら全く出てきてないじゃん!?」
→次回はかなり出てくるよ!!「初級者編」でな!!!


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