由良地区〜由良城下時代を辿る〜
すもと歴史散歩(洲本教育委員会主催)に10月1日、参加した。由良地区は、亡き母が子ども時代に暮らした町であったし、僕が子ども時代に由良町で淡路なるとオレンジを育てていた祖父母の家へ行った記憶が微かに残っている。そういう意味では、僕のルーツを探る歴史散歩でもあった。由良は縄文遺跡が出土し、由良の海産物を大和朝廷に献上する御食国だった。由良城が築かれ、由良の海人がこの地域で活躍していた。南海道では、由良港が表舞台でもあった。久しぶりに訪れ、成ヶ島渡船に乗り2分で島に渡った。成山を登り、由良城の痕跡や、明治時代に作られた由良砲台跡を見た。町の中は、漁村らしく、朽ちた船が半分沈んでいた。江後船留の周辺は新しい家が建っていた。由良湊神社で浄めのお祓いをして頂いた。心蓮寺では、寺の門が、徳島藩の由良藩邸の正門だと説明を受け藩紋が残っていた。「