本校でのZoomを用いたオンライン授業
本校では今、オンライン授業を実施しています。もう早くも5週目になります。生徒も先生も、だいぶ慣れてきたなーという印象です。
最初はかなりカオスでした。でもこんな短期間でこんなに変わるものなんですね。もはや楽しくなってきました。
この状況下でオンライン授業を実施することは良いことだと思っています。私の知人の教員から聞いた話ですが、某公立中学校ではオンライン授業は実施せず、宿題を各家庭のポストに届けるといった、担任がクロネコヤマトさんの負担軽減に協力をしている学校もあるようです。
ちなみにその際はインターホン越しに課題の進捗状況と体温を確認するらしいです。飛沫感染を防ぐためにドアを開けて会ってはいけないとのこと。つくづく思いますが、教育委員会っていう組織は不思議ですねー。
そういう意味では、全員がiPadを持っていて普通に授業ができる、今私が置かれている環境を幸せに感じます。
さて、本校の現状を簡単に説明します。本校では通常7時間授業なのですが、オンラインでの教員と生徒の負担も考え、1日3時間の授業を実施してます。高校1年生のスケジュールはこんな感じです。
8:40 朝礼
9:00ー9:40 1時間目
9:40ー11:00 自習・休憩
11:00ー11:40 2時間目
11:40ー14:00 自習・昼食
14:00ー14:40 3時間目
14:40ー15:45 ポートフォリオ(1日の振り返り)の記入、休憩
15:45 終礼
自習時間は、ただ単に生徒に放り投げているわけではなく、それなりに授業と連動した課題を与えて取り組ませています。
授業は5教科はもちろん、家庭科や音楽、体育や学年集会も実施しています。
生徒の評判も上々です。自由時間も多いので伸び伸び学習ができているという声もよく聞きますし、授業があることで生活習慣が整っているという話も聞きます。
むしろ、このままずっと3年間家で授業を受けたいと言っている生徒もいて少し困っているくらいです。
さて、なにやら良いことばかり書いているように見えますが、もちろんオンライン授業には課題がたくさんあります。特に起こりがちな問題としては、教員がいつもと同じ授業をZoomで実践しようとするという点です。
え、それのなにがいけないの?と思うかもしれませんが、やはりオンラインと学校では環境が違うので、考え方を変えなくてはいけないというのが私の意見です。
では、どう考えればいいの?ということで、次回のテーマは「Zoomでの講義、やめましょ。」というタイトルで記事を書きたいと思っています。
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