学校で生徒があまり好きでないものの一つにテストがあります。学生時代に「あーあテストかー嫌だなー」なんて思った経験は誰しもあるのではないでしょうか。 しかし、嫌だ嫌だと避けては通れないものですし、どこかで前向きにとらえ、がんばらせるのが教師の一つの仕事だと言えるでしょう。テスト前日に徹夜で…というのも経験といえば経験ですが、学力の定着という本来の目的からも、健康面からもおすすめできることではありません。 小学校ではあまりないですが、ほとんどの中学校では1,2週間前にな
夏休みはおそらく教員生活の中で最もゆとりのある時期で、(ある程度)心も体もゆっくりし、(ある程度)2学期の準備もし、(ある程度)さぁやるぞと燃えている先生も少なくないことでしょう。 しかし、2学期の始まりにさぁやるぞと燃えている生徒はどれくらいいるでしょうか? そんな子には頭が下がります。が、実際には「あーあ、夏休み終わっちゃったな…」とか「冬休みまで長いなぁ笑」とかそんな生徒も珍しくないと思います。 そこに、さぁ2学期の行事はこれだ!クラスの成長のために初日か
学校の先生は学校の話だけしていてはいけないと思います。学校だけが社会であるという誤解はじめじめとした空気や閉塞感を生んでしまいます。ときには、特に休み明けくらいは、世の中で起きていることを話題に挙げたいものですね。 ここのところ連日のように河村たかし名古屋市長がニュースに取り上げられていますね。…金メダルをかじったあの件です。 確かにちょっと不快感のあるニュースでしたが、正直ここまで話題になることか?平和ボケしとるなーと思ってしまいます。私が一番ひっかかるのが、当の
すぱっと切れ味のよい先生の話は、生徒も聞いていて気持ちがよい。長い時間話していたけど、結局何の話かわからなかったり、覚えていなかったりするのは愚の骨頂である。 「AとはBである」のようにすぱっと定義することで、生徒の印象に残るのではないかというお話。 どこの学校も2学期には行事が多い学期ではないでしょうか?そこで… 行事とは□□□□である! …のようにすぱっと言い切ってみるのです。もちろん□□□□には、 「特徴を端的に表す、気持ちのよい言葉」を入れたいですね。
教え子2人と焼き肉を食べに行き、そこで刺激されてnoteをはじめる。今日で4日目…とりあえず3日坊主はクリア(笑) かわいい教え子より 「おすすめの2学期に取り組むこと」「2学期に力を入れたいこと」というテーマの記事がほしいというリクエストをいただく。 まだ夏休み半ば…まだまだ遊べる!…とはならずにもう2学期に向けてがんばりたいという志…真面目ですね。見習います。ただ、教育会には本当に根が真面目な方が多いように思います。初任者や経験の少ない先生であればなおさらですね
出校日にする話 その2では「課題未提出の生徒に個別対応をする」ということにふれました。しかしこういう話をすると… 生徒を甘やかすことにつながるのではないか? という声が聞こえてきます。みなさんはどう思いますか?こと宿題に限らず、個別対応するときに「甘やかすことにならないのかな」と考えたことが一度くらいはあるのではないでしょうか。 しかし、できないものはできないのだからしょうがない(笑) 特に、家庭環境的に厳しい生徒がいることも事実です。 将来、自立した大
生徒の気持ちを盛り上げる、出校日の話 その2です。 出校日はどれくらいに設定されているでしょうか。おそらく8月の後半「夏休みは半分以上終わったよ、元気か?宿題は終わったかい?2学期のよいスタートは切れそうかい?」という時期の学校が多いのではないでしょうか。 出校日の大きな目的の1つは 「2学期のスタートをよりよいものにするため」と言ってよいでしょう。 では、よいスタートを切れない生徒、心配な生徒というのはどんな生徒でしょうか。 最も多いパターンは「宿題の状況
教員の最もゆっくりできると言ってよい時期「夏休み」真っ只中…ほっと一息つけますね。 さて、そんな長い夏休みの中に「出校日」が設けられている学校も多いと思います。「夏休みにみんながどう過ごしているのかの途中経過を知るため」とか「2学期のスタートに向けての準備」とか意義はある程度あるのでしょうが、実際のところは”宿題点検”で終わってしまうことがありませんか?ただでさえ「なぜ出校日なんてあるんだろう」と思っている生徒もいる中、それでは寂しいものです。「友達の元気な顔を見ること