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アメリカから自己紹介!

これは誰も知らない一人の男(T)の話です。

Tのあだ名は、『偽善者』でした。

Tは、父のように人を助けることに憧れていました。

昔から、ボランティアには積極的に参加して

ヒーローになることを望んでいました。

ある日、Tは、思いました。

クラスで一人ぼっちをなくそうと。

人見知りの子や、いつも一人でいる子に声をかけ、

ご飯を食べたり、一緒に遊んだりして、クラスには、

一人ぼっちがいなくなりました。

Tはとても嬉しかった。

しかし、ある時を境に、考えが180度変わった、、、

あるとき、Tは、一人の男の子R君とご飯に行った。

R君は、元々、一人で行動するのが好きだったが、Tは

話しかけ、仲良くなり、一緒に行動することが増えた。

毎日のように、相談を受けていたTは、その日も相談を受けていた。

R君は、Tに小説を書いているから見て欲しいと言った。

Tはその小説を見て、驚愕した。

その題名は、『教室の君主論』だった。

一人の青年(和也)が、クラス内で王国を作るという話だった。

和也の策略は、凄いものだった。

和也は、まず、クラスでいじめられている子に話しかけ、仲良くなります。

それにより周りから、青年はいじめなどをしない良い奴だという評価を得ました。

和也は、どんどん、一人でいる子に話しかけ、勢力を作ります。

クラスの半分に和也は、『リーダー』と呼ばれるようになります。

和也は、クラスで王様になるためには手段を選びません。

仲間に、いじめを命じて、いじめられている子を助け、信頼を得る。

クラスの人気者を脅迫し、全ての生徒を自分の手下につけて、

和也は『王国』を作り上げました。

『偽善者』はR君に尋ねました。

どうして和也は、『王国』を作ろうとしたの?

すると、R君は言いました。

和也は、自分がどんな存在か自覚したからだよ。

和也は、昔から、ボランティアには積極的に参加して

ヒーローになることを望んでいた。

クラスで一人ぼっちをなくそうと思い、

人見知りの子や、いつも一人でいる子に声をかけ、

ご飯を食べたり、一緒に遊んだりして、クラスには、

一人ぼっちがいなくなった。

しかし、ある時、一人の生徒に言われたんだよ。

君は、みんなを助けるフリをして、実際は、

世間体を気にし、自分の行きやすい場所を作ろうとしている。

まさに、「偽善者」だねと。

それから和也は、学校を休んだ。

自分がしていたことが、まさか、偽善だとは思ってもいなかった。

和也は、他人に「偽善者」と言われたよりも、

自分に自覚がなかったことにとてもショックを受けた。

自分の心さえ信じられなくなった和也は、

言葉で、行動で、仲間を作ることができるという力だけを信じるようになった。

そうして、『教室の君主論』は幕を開けたんだ。

R君は話を終えると、ニヤッと笑いいった。

もうわかるだろ和也のモデルが誰か。

君だよ。『偽善者』のT君と。

Tはその話を聞いて肝を冷やしました。

R君は、Tに悩んだ顔つきで、

「僕はこの話の続きを書きたいのだが、どうなるのか想像できないんだ、

王国を作った後、和也は、君はどう動くんだい?教えて欲しい」と言いました。

Tは、R君のことが怖くなり、その場を後にしました。

帰った後も何度も何度も考え、初めて友達になった親友に

電話をかけました。

親友は、話をしっかり聞き、

「落ち着け、一つ聞いて欲しいことがある。」と言いました。

Tはこの言葉に今後、どれだ救われるのか、まだこの時は、わかっていませんでした。

親友は続けて「なぜ、今俺がこうして楽しく過ごせていると思う?    それはTお前のおかげだ。お前があの時、一人ぼっちの俺に話しかけてくれたから今の俺がいる。」

「そしてお前に救われた人は、俺だけじゃない。たくさんいる。例えお前が『偽善者』だと思われたとしても、救われた奴がいる、感謝してる奴がいる。その事実は変わらないよ。」

Tは、この言葉に救われた。

Tは、自分がやっていることは、人のためになっていること知り、もっと人のために何かできるようになりたいと思いました。

心理学の本、ビジネス本、自己啓発本を読みあさり、

趣味だが、一年で70人近くの相談に乗り、解決しました。

大学は、ずっと憧れていたアメリカのニューヨークにある大学に進み

今現在は、そこでビジネスについて学んでいます。

もちろん、カウンセリングもやっております。

ちなみに、R君は、聞いたところ、精神科にかやっていたらしい、なぜあんなことを言ったのかわからない、すまなかった。とのちに言われた。

ここまで読んでくれた人は、もう大体というか、タイトルの自己紹介の時点でわかっていたと思いますが、僕がTです。

これからは、もっとたくさんの人に出会い、話し合い、人間的に成長し、人をよりもっと助けられるようになり、

偉大な父のようになりたい。

これが僕の自己紹介と

新しい自分への決意表明です。

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