【社労士試験】試験後の自己採点はお早めに
このコラムでは社労士試験の合格経験をもとに、勉強法や体験談などを書いています。
本番試験を終えた後、まず何をするのか。
それは自己採点をすることです。
私は昨年、受験しましたが、択一式のあまりの難しさに心折れており、自己採点をするのも苦しかったです。
それでも自己採点を早めにした方がいい、と考える理由をお伝えしていきます。
前回までのコラムはこちら
1-2. 社労士資格を取得しようとしたきっかけ(前半) (後半)
3. 社労士試験とはどんなものなのか(体験談)
4. 社労士試験の勉強法。独学、通学、通信どれ選ぶべきか
5. 社労士資格に向けて。勉強の習慣について
6. 通信講座で合格した社労士試験。講義受講後の勉強法について
7. 社労士試験の勉強法。過去問は何周したのか?
8. 社労士試験に合格するには。模試の心得について
9. 【社労士試験】選択式問題で点を取る方法
10.【社労士試験】択一式問題攻略法
11.【メンタルケア】社労士試験、1カ月前からの過ごし方
12.【社労士試験】試験当日の過ごし方。そして、運を習慣化する方法
◆自己採点をする理由
自己採点を早めにした方が良い理由を一言でいうと、次の対策を立てるためです。
まず自己採点の方法について。
大前提として、試験問題には自分の解答を書き残しておきましょう。
本番試験後には解答速報を配布している各予備校スタッフがいるので、解答をもらって答え合わせをしていきます。
※余談ですが、昨今は予備校が自己採点ツール等を設けており、オンラインでも自己採点できます。これにより自分の合否が発表を待たずともわかるようになりました(便利ですね)
記念受験であろうが、本気受験であろうが、自己採点して試験を振り返ることで、次に取るべき行動を考えることが重要です。
合格確実なら社労士として「開業」か「勤務」の選択肢を考えるかもしれません。残念ながら不合格になりそうであれば、社労士資格取得自体を諦めるということもあるかもしれません。
合格発表まで1ヶ月近くある中、どういう結果かわからずモヤモヤ過ごすのはもったいないです。勇気を持って自己採点をしましょう。
◆結果を踏まえた私なりの見解
試験後、各予備校は合格基準点(救済含む)予想を出してきます。中にはより精度が高いものを出そうと自己採点ツールで受験生の数字を集計し予想を立てますが、これは最初に予想を出してきた予備校の基準点をベースに考えていいと思います。
理由は、一番厳しい基準点を出してくることが多いからです。
だからこそそこをクリアできているようであれば合格は間違いないと思っています。
私の勝手な考えですが、社労士試験の自己採点結果は次の4パターンに分類できると思います。
過去のどの結果からも各科目・全体基準点を2点以上超えている方
過去のどの結果からも各科目・全体基準点を1点以上超えている方、又はギリギリの方
過去のどの結果からも各科目・全体基準点を救済頼みにしている方
過去のどの結果からも各科目・全体基準点が3点以上満たしていない方
ちなみに私は2に該当しました。
この内容については次回掘り下げていこうと思います。
◆私が自己採点をするまでの過ごし方
ここまで客観的に偉そうなことを言ってきましたが、私も受験した当事者なのでいろいろ思うところがありました。淡々と自己採点したように見えると思いますが、一応ちゃんと人間らしい気持ちがあることをお伝えしておきます(笑)
本番試験終了後、自己採点をしないといけないことはわかってましたが、社労士試験の場合、終了直後は選択式の解答速報しか出ません。
それを理由に、まずはいきつけのお店で一息ついて、試験の感想をお店の人に聞いてもらったりして時間を潰していました。
択一式の難しさに絶望していたので、今年は難しいかもしれない、例の約束をどうしようかと悶々としてました。
2軒目のいきつけのお店でも同じように悶々と過ごしていたところ、店長が「この場で採点しなよ笑」とニヤニヤしながら言うものですから、キッパリお断りして早々に自宅へ帰って採点をしました。
お酒の力を借りれば気が大きくなるものです。予備校の自己採点ツールを使い、自分の解答を入力し、ボタンを押しました。
結果:選択式29点、択一式50点(各科目基準点ギリギリですが、合格と表示される)
正直、画面を二度見しました。お酒飲んでたので、入力を誤ったかと思い、再度自分の解答を入力し、もう一度結果を見る。
やはり結果は同じでした。しかも自信があった選択式より択一式の方が成績が良かったのです。この時は嬉しさより安堵の気持ちがありました。
このように自分が想定しない結果も出るため、やはり自己採点を早めにすることが大切だと思います。
次回は、合格発表までの過ごし方です。
試験結果を踏まえた4パターンの内容を掘り下げながら、過ごし方について書いていきます。
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