自分軸のPDCAをまわす
みなさん、こんにちは。conoteの梅澤です。今回は、「仕事で結果が出ない」という時、どんな状態に陥っているのかを観察してみました。
仕事で結果が出ない
誰しもそんな風に感じることがあると思います。僕もここ最近、仕事で結果が出せていないと感じている一人です。”結果”といっても、受注ができない、売上が伸びない、作る資料の質が低い、会議の生産性が低い、などなどいろいろなものがあると思います。そんな時、冷静になって状況を観察してみると、あるパターンにはまっていることが多いのではないでしょうか。
それは「他人軸でPDCAを回している」というパターンです。
他人軸のPDCAと自分軸のPDCAの違い
PDCAとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)を順番に進めていくことで、仕事を効率よく進めたり、仕事の質を継続して向上させる取組みです。僕が仕事で結果が出ていないと感じるとき、このPDCAを他人軸でまわしていることが多い。
では、他人軸でPDCAをまわすとはどういうことでしょうか?僕は、行動の目的を「他人」が設定しているとき、他人軸でPDCAをまわしていると考えています。こんな時は、なかなか思うような結果が出なかったり、対策を講じても状況が良くならない場合が多いです。
自分軸でPDCAをまわす効果
では、自分軸でPDCAをまわすと何がよいのでしょうか?それは次の2つの効果があるからだと考えています。
1:仮説検証の精度が高い
そもそも自分が設定した目的なので、結果の良しあしが正確に判断できる。他人が設定した目的の場合、望ましい結果かどうか正確に自分で判断するのは難しい。
2:仮説検証のスピードが早い
明らかになった結果をもとに、次の目的を設定することができるため、次のPDCAに入るスピードが早い。
行動の目的は、自分でつくる
ここまで、結果が出ない時には他人軸でPDCAをまわしている場合が多いこと、自分軸でPDCAをまわすメリットを書いてきました。そして、自分軸でPDCAをまわすためには、「行動の目的を自分でつくる」ことが必要です。
”行動の目的をつくる”と書くと難しく感じるかもしれませんが、要するに「好きなこと」、「やりたいこと」、「楽しいこと」などポジティブな感情になれることであれば、「こうなれば楽しい」という風に自然と目的を設定できると思います。また、「つらいこと」、「悲しいこと」、「理不尽なこと」であっても、なぜそんな想いをしなければいけないんだろう→こうなればいいのにな、という目的が設定できる場合もあります。
仕事の結果が出せていないというときには、自分の中の感情に素直になることで、行動の目的を自分で設定できるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました
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