支部社協の研修活動で、デイサービスを見学させていただきました。
中央一丁目社会福祉協議会のみなさまが、中丸デイサービスセンターを見学されるとのことで、同行させていただきました(写真は、ふじみ野市社会福祉協議会HPより)。
今年亡くなった父親は、実家で、デイサービスを十年以上利用してきましたが(要介護3レベル)、デイサービスを見学させていただくのは初めてです。
中丸デイサービスセンターは、ふじみ野市社会福祉協議会が運営しています。所長の川住さまから、提供されているサービスについて、説明いただきました。
デイの午前中は、送迎(迎え)、血圧など健康チェック、入浴など。お風呂は最大3人で順番に入ります。お昼は、お弁当をいただきます。午後は、イベントや選択制のレクリエーションなどです。習字の紙が壁に展示されていました。3時にはおやつタイムがあり、その後、下肢筋力アップの転倒予防体操を行います。
定員は30名とされていますが、現在は20名弱の利用とのこと。職員の方は10名とのことで、「きめ細かく面倒をみってくださる」と評判のようです。見学で、利用者の方に交じって、簡単な体操をしていたのですが、調子の悪い方には、すぐ職員の方が寄り添い、対応されていました。
中丸デイの特徴としては、以下のとおりです。
・生活リハビリに力を入れている。洗面、歯磨きができる。トイレでパンツの上げ下げができる。洋服の着脱ができる。など、日常生活に必要な能力の維持向上を図っている。
・レクリエーションは自主性を大切にしている。選択制で、体操、ゲーム、手作業、カラオケ、将棋、マージャン、習字などが選べます。
・利用者のニーズに合わせて対応できる。介護度の重い方、車いすの方、バルーンカテーテルの方、ストーマの方、胃ろうの方、在宅酸素の方、末期がんの方にも対応できる。看護師も常時2名の体制です。ベッドも5台完備しています。
・サービス提供時間も個別に対応できる。
残念ながら、時間がなくなり、見学の方のご意見や課題など、おうかがいする時間が少なかったのですが、あらためて、自分なりに勉強を深めたいと思います。実際に、デイ利用者だった父がなくなり、市民の方とデイとの関わりを学ぼうと思いました。市民の方にとって、大切なご家族の過ごされる場所、サービスなど、簡単ではありますが、見学でき、大変よかったと思います。中央一丁目社協のみなさま、中丸デイサービスセンターのみなさま、利用者のみなさま、ありがとうございました。