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台湾の神主、陳凱鈞さんが埼玉県を訪問しました(埼玉県日台親善協会)。
台湾の神主・陳凱鈞さんが、5月17日(金)埼玉県を訪問しました。陳さんは、桃園神社(桃園市)などで祭祀を行っています。埼玉県日台親善協会として、事務局長の坪田が同行しました。
同日午前、陳さんは、埼玉県日台親善協会会長である浅野和生平成国際大学副学長と対談され、台湾における日本の神社跡の現状、桃園神社における祭神の状況などについて話しました。
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午後、陳さんは、同協会副会長である清水志摩子清水園代表取締役とともに、大宮氷川神社を訪問し、東角田真臣権宮司と対談され、台湾の日本神社の建築様式、日本神社関係者の台湾訪問状況などについて話しました。また、同神社本殿にて正式参拝をされました。また、台湾檜を用いた同神社二の鳥居を参観しました(色紙の揮毫は、明石総督のものを複製)。
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台湾における日本の神社跡の建物などを歴史文化物として、保存に力を入れている地方政府もありますが、首長が変わることなどにより、保存に消極的になっているところもあります。日本が台湾を統治した50年は、台湾の歴史でもあり、日本の歴史でもあります。日本の歴史をどうとらえ、どのように関わっていくかは、日本人の問題であります。
夜は、ふじみ野日台親善協会の講座で講師を務めていただいた元NHKの池畑修平さんが、懇親会を開いてくださいました。NHKの吉田記者、本協会役員の奧山茂樹さんも参加されました。
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陳さんは、明石元二郎台湾総督を顕彰する台湾明石会の事務局長をされており、リモートで、朱家煌台湾明石会会長、同会の張博洋高雄市議会議員、荘福泰高雄高校校長と交流をいたしました。昨年夏、ふじみ野日台親善協会で、高雄市を訪問した際、非常に手厚い親切な歓迎をいただきました。今回も、リモートでの挨拶をいただき、こうした心と心のつながりを今後も、大切にしてまいります(下の写真は、奥山、坪田が昨夏、高雄市を訪問した際のもの)。
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