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人口戦略会議:2050年のふじみ野市の人口は?

 4月24日、人口戦略会議が、2050年の各自治体別の人口推計を記した「令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポート」を発表した。

 2020 年から 2050 年までの 30 年間で、若年(20~39歳)女性人口 の変化を基に、人口の増減を推測するもの(2023年 12 月に公表された「日本の地域別将来推計人口(令和 5 年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)に基づいたとされる)。
 今次レポートでは、社会移動を考慮した推計とともに、封鎖人口(社会移動を考慮しない)も推計している。これは多くの自治体の人口減少対策が人
口流出の是正という「社会減対策」に重点が置かれ過ぎている
という認識による。封鎖人口の減少率が高い地域は、出生数増につながる施策が、減少率の改善に効果的と言える。


 上の表は、人口戦略会議の公表データから、ふじみ野市と近隣自治体のものを取り出したものである。
 ふじみ野市は、若年女性人口減少率は、封鎖人口で30.8%、他の4市の中では一番よい。ただし、出生増につながる施策が重要であることは間違いない。移動想定人口の減少率は11.1%で、朝霞、志木に比べると高くい。この理由の一つに、両市に比べて、東京よりは距離があることが考えられる。


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