歳出の全体像を、県内自治体と比較
2年度の決算で恐縮ですが、ふじみ野市の歳入の構造を、埼玉県の他市と比べてみましょう。
平均値と比べると、公債費が多く(平均6.5%、ふじみ野7.5%)、物件費が多く(11.7%、13.5%)、補助費等が少なめ(29.5%、28.1%)となっています。
人口規模が近く、地理的に近い、朝霞、志木、富士見、狭山、入間、日高、鶴ヶ島、坂戸などと比べると、やはり公債費が多く(坂戸除く)、物件費が多く(朝霞、坂戸と同率)、補助費が少ない。
公債費は、地方債の返金のことです。借金の返済が多めということです。
物件費は、備品購入や維持補修などインフラ施設が多いためでしょうか。
補助費は、負担金や補助金で、すこししわいといえるかもしれません。
目的別では、他市自治体平均と比べて、民生費が多く、土木費が多く、教育費が少なめ、となっています。民生費は子育て・高齢者などへの施策でしょうか。親御さんにしてみれば、子育てだけではなく、教育の向上も、という声があるのではないでしょうか?高齢者への施策は、実際の施設やサービスをみてみても、評価されるのではと考えます。土木費は、合併債を使ったインフラ建設などの影響とみられます。
詳しくは、下のURL(p13.p15)やグラフ図をご参考にしてくださいませ。
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/204803/r2sityousonnzaiseinosugata.pdf