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八潮市の道路陥没の原因ですが、下水道管の腐食の可能性が指摘されています。管は地中10メートル付近にありますが、腐食により、穴が開き、周りの土が管の中に入り、周囲に空洞ができるという推測です。
埼玉 八潮 道路陥没 救助難航 “下水道管破損原因可能性”|NHK 首都圏のニュース
この事故現場の下水道管は県のもので、八潮市のものではありません。埼玉県は、複数の自治体の下水を受け入れる「流域下水道」を設置しており、最終的に週末処理場で消毒したのち、河川に放流しています。事故現場の下水道管は口径が約4.75メートルのようです。
流域下水道管の緊急点検を実施します - 神奈川県ホームページ
ふじみ野市内の下水は、県の「荒川右岸流域下水道」の川越江川幹線、砂川堀幹線、新河岸川幹線に流れます。この荒川右岸流域下水道は、和光市にある最終処理場で消毒され、新河岸川に流されます。
以下はふじみ野市HPより。
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黒い線が市下水道(汚水)の幹線、赤い明確な線が県の「流域下水道」です。
(市HPより)本市の下水道の汚水処理事業は、ふじみ野市、川越市、所沢市、狭山市、入間市、 朝霞市、志木市、和光市、新座市、富士見市、三芳町、川島町及び吉見町の10市3 町を処理対象区域とする荒川右岸流域下水道に接続し、最終的には新河岸川水循環 センター(和光市)で汚水の処理を行っており、県や各市町との広域的な連携と負担 によって実施しています。 主に道路下に埋設されている下水道は、管の高低差により自然に流れる流下シス テムを採用していますが、市内の4地点については、逆勾配のためマンホールポン プで汲み上げて、再度流下させています。最終的には、国道254 号バイパス下にあ る流域下水道幹線に接続し、新河岸川水循環センターにおいて浄化処理された後、 河川に放流されています。 新河岸川水循環センター(和光市)は、昭和56年(1981年)4月から和光市と志木市 の一部の下水を受け入れ処理を開始し、現在に至っています。
下は、埼玉県HPからです。
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