自分をいくらで雇うか、根拠も添えて考える
どんな時代でも生き残るリーダーの仕事 1章-6(該当ページ:38P)
書籍を販売して約半年。知人を中心に多くの方から感想をいただき本を書くことの効能を日々実感している。なにより自分の身を正すことにつながることは書いた後に見つけた発見だった。
コロナで変わった当たり前
コロナになり、会社という箱の重要性が高まっているように見える。暴力的に「当たり前」「常識」が引き裂かれるのを目にして、人はみな働けることのありがたさを実感したのではないか。
しかし、同時に、雇用というものは瓦解しやすいということにも再認識させられたように思える。ANAが他社への出向を命じたり、大手が新卒採用を見送ったりと、雇用そのものへの不安感が増している。
厳しいようだが、物事は憂えても前には進まない。行動することでしか、不安を払拭できない、いつも強く思うことだ。
マーケットプライスを見る
マーケットプライスとは己の市場価値という意味で自分は使う。つまり、幾らの価値が自分にはあるかを客観的に見ることだ。
・スキル
・人脈
・経験
様々な要素で己を見てみるといい。ポイントは第三者目線でみるということだ。評価という言葉があるが、自己評価はマーケットではあまり意味がなく、明確にあるのは他社(他者)評価のみである。
わかりやすい例を出せば、それは「自分が起業した時、自分をいくらで雇うか」というクエスチョンだ。費用対効果なり、将来性をみて値決めをするはずであり、リアルに自分の価値と向き合えるはずだ。
自己ブランド構築の大切さ
雇用をどう維持するか。そのハンドルは自分が握っている。車は借り物かも知れないが、ハンドルは自分の心臓部だ。他の人はさわれない。
「自分の雇用を会社は守ってくれなかった」と述べるのは当然ではあるが、だからといってその言葉を発することが、残念ながら、己や家族を守れることにはつながらない。
人生で仕事で必要なインフラは
・お金
・健康
・仲間(家族など含む)
の3要素と思う。日々、この神器を磨き、必要とされる人材に近く努力をし続けることが、ひいては己の雇用を守ることにつながるのではないか?
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