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底地を購入する際の注意点

底地を購入する際の注意点

「底地に投資してみよう」と思った方は、底地の投資ってぶっちゃけどうなの?と気になるところですよね。
この記事では、底地を購入する際に注意すべきポイントをいくつか紹介します。

1. 底地とは何かを理解する

まず、底地って何なの?という事ですが、底地は建物所有目的で貸している土地(借地権がついている土地)です。

土地の所有権は地主さんにありますが、土地の賃借権は借地人が持っているため、自由に利用が出来ない。

こういった複雑な権利の為、底地を投資用として購入するとリスクが伴います。

ただ、投資用として底地ばかり購入している地主さんも居るので、どうした方が何をやっているかを共有していきます。


2. 借地人との関係を確認する

底地を購入する際、どの投資家さんも賃借人がどんな方か気にします。

「地代の滞納は無い?」「更新料は支払われてる?」「譲渡承諾の取り決めはある?」などなど、契約内容について詳しく確認する事になります。

借地人が長期間にわたり地代を滞納していることもあり、こうした底地については購入後にトラブルが発生するリスクあるので止めておきましょう。

3. 地代の適正性を評価する

「適正価格って何?」と気になるところですが、簡単には路線価ベースで計算します。
路線価が50万円/㎡の土地で100㎡あるとして、借地権割合が60%だとすると、路線価ベースの更地価格は5000万円、底地は40%になります。

この場合、2000万円が底地の価値になりますが、これをベースに投資家さんは利回り10%程度で考えている事が多いです。


4. 購入後の管理・運用を考慮する

底地を購入したら、何もしなくていいや!という訳にはいかず、たまに借地人さんから樹が伸びたから切ってくれとかなんとか、連絡が来ることがあります。

自分で管理できれば良いですが、管理会社に委託すると管理費用がかかります。

5.底地専門業者のアドバイスを受ける

底地の購入は、一般的な不動産取引とは異なる要素が多いため、専門家のアドバイスを受けることを強くお勧めします。

不動産の法律や税務に詳しい専門家に相談することで、リスクを最小限に抑え、適切な判断を下すことができます。

地代の交渉や借地人とのトラブルが発生した時は、弁護士に相談できるように弁護士と提携した不動産会社と密な関係を結んでおくことが重要です。



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