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好きの条件

いきなりですが、好きな人はいますか⁇
そしてその人は自分と似ていますか⁇

人が誰かに魅力を感じる時、その対象はどのような人なのか、2つの仮説が存在します。
身体的魅力、態度、意見、趣味、社会的背景などの共通部分が多い人
つまり、自分に似た人に魅力を感じるという類似説。
それとは逆に、共通部分が少ない人
つまり、自分に似ていない人に魅力を感じるという相補説。

以前、これらの2つの仮説について、自分の正しいと思う説の立場を取り、ディベートを行いました。
ちなみに類似説派と相補説派の割合は、私が知る限り、だいたい5割ずつでした。偏りがなく驚きました。

ディベート時の私は、以下の3点の理由から相補説の立場を取っていました。
・自分に似ていない人と居ると、新しい視点、価値観に出会うことができる。
・似ている人とは、話が合って良いと思うが、自分の中の嫌な部分まで似ていたとすると、複雑だ。
・私は自己肯定感が高くない人間であるので、自分を好きになることができないでいる→自分と似た人に魅力を感じにくい。

今でも相補説賛成派なのですが、ディベートにより、類似説の立場としての研究を知り、なるほどと思うことがありました。それは以下の4点です。
・態度の一致は、共同の活動の基礎になる
・自分と意見が合う人は、自分の考えが正しいという考えを強める→自尊心が高まる
・意見が一致する人同士は、コミュニケーションが容易となる
・人は、「自分に似た社会的背景や態度の人は自分を好きになりやすい」と思う

※上記の類似説の立場の研究については、人から聴いた話なので、文献がどこにあるのかわかりませんでした。よって、信憑性に欠けるので、一意見として受け止めています。

正直、どのような人に魅力を感じるかは人それぞれなので、どちらの仮説においても正しいと言えると思います。
よって、特にどちらが正しいという結論はないのですが、私の中で大切にしたいお話でしたので、ここに記します。

この二つの説については、わかりやすく意見が分かれるのではないかと思っています。
ディベートの主題として用いてみると、新しい価値観に出会えるかもしれません。


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