新たな年を迎えて
あけましておめでとうございます。
今年も頑張ってブログを書いて行きますので、どうぞよろしくお付き合いください。
新年にあたり思ったこと、年頭に社員に向けて話をした内容についてより深く書いてみます。
正月の過ごし方
私と妻の実家に挨拶に行く以外は毎年これをするあれをするというのはありません。しかも、双方の実家は都内なのでいわゆる帰省といった一大イベント的な行事でもなく毎年あっさりと終る感じです。
妻の実家に挨拶に行った際に、近くの神社に初詣に行きます。例年このように穏やかな正月を過ごしている感じです。
今年の一大イベント
しかし、今年は違います!
朝から4・5時間テレビを独占している駅伝!これまであまり興味がありませんでしたが、今年は珍しくその箱根駅伝を観戦しました。
なんと!母校が55年ぶりに箱根路を走ることができたとのことで、大学関係の方々とお会いする機会も多々ある関係上、話題についていけるようにと思いテレビですが観戦した次第です。結果は18位と来年も予選会を走ることになりますが、何はともあれめでたいニュースであり、出来事でした。
箱根駅伝に出場する意義
母校の宣伝をする訳ではありませんが、来年2024年に創立150周年を迎えます。そして箱根駅伝も100回大会という節目とのことで、2018年の池袋に移転して100年の式典の中で当時の総長が創立150周年に向けたプロジェクトの一つとして箱根駅伝に出場することをサプライズ発表しておりました。2018年の発表なので5カ年計画ですね…。
それ以来、テレビ中継でさんざん名前が出てきた上野監督を招聘するなど、様々な活動、取り組みを行い、結果として1年前倒しで昨年の予選会を突破し見事に出場を果たしたそうです。
当然ながら、立教関係のSNS上では予選会突破から正月までかなりの頻度で箱根駅伝で相当盛り上がっていました。テレビ中継でも、M大学ではなく、R大学の紫色を目にすることができ、この日を楽しみにしていらっしゃる方々が多かったんだと感じました。
そうした意味では、関係者だけでなく様々な方面への波及効果は凄いことでありいろいろな意味で出場した意義があったのではないかと思います。
(母校の駅伝に関する記事はこちらの立教大学サイトをご覧ください)
55年ぶりとはどういったことなのか?
私の年齢が今年50歳…私が生まれるよりもさらに前ということですね…。
今年が2023年なので1963年(昭和43年)に箱根路を走ったということになるのでしょう。
母校の立教大学は、昭和20年代後半から40年代前半までは、どのスポーツをとっても輝かしい実績を持っています。
私がやっていたバスケットボールも、私が生まれる前には学生ながら天皇杯を6回獲っていますし、オリンピック選手も多数輩出しています。私が以前、大学のバスケットボール部のお手伝いをしていた際、ご一緒させていただいた大先輩も学生時代に一度も負けたことがなく、天皇杯を獲られた方でした。
それが、昭和40年代後半から大学の方針の見直しもあり、スポーツに余り力を入れなくなったと聞いています。その為、バスケットボールもそうですが、どの競技も戦績は振るわなくなっていったようです。
それが10年程前から改めてスポーツにも力を入れるようになり、徐々にですが有望な学生が集まりつつあり戦績も少しづつ上がっていると聞いています。
詳しいことはわかりませんが、おそらく陸上も同様であったのではと思います。テレビ中継では過去の記録や映像などでも、立教大の「R」の文字を関したユニフォームを着て走っている先輩方の姿も映ることがありました…。そうした事もあり、55年かかってようやくここまで来たのだと思います。私が現役のころは力を入れてない時代ですが、そうした時代にもしっかりと伝統と襷をつなげてきたからこそ今があるのだと思います。
(もっと詳しく知りたい方はこちらの立教大学サイトをご覧ください)
箱根を観たい!
そうした事から、箱根駅伝に母校のユニフォームが走っているのを観たいという諸先輩方々を中心に多くいらっしゃるようで、様々な働きかけをされて、大学も本腰を入れることを決断し、2018年の発表になったと聞いています。
予選会突破から、正月の中継を見ながら感じたことは、プロジェクトを立ち上げる時から、今回の成果に至るまで様々な意見や考え方があったと思います。必ずしも、前向きな意見や後押しをする考え方だけでなく、批判的な意見もあったと思います。
そうした中、先ずは、当時の総長がやろうと決断した事。これは凄いことだなと思います。どうすれば納得してもらえるか、合理性があるか等様々検討をされて、落としどころを見つけて決断をする。相当な胆力が必要ではないかと自身に置き換えると想像できます。
そして、決めたことを、着実に実行する。これもまた大変なことであると思います。本当に達成できるかどうか、達成できなかった時どうするか、様々な思いがある中、関連する部門や機関を巻き込み計画を立てて実行していくことも、もの凄く大変なことであると思います。
結果を出すためには、何はともあれ実行してみることが大切だということに尽きると思います。
しかし、道は続きます。出場という結果は出せても、これを継続することが求められるし、周囲の期待値も当然上がると思います。今年の箱根駅伝は襷を繋ぐことは叶いましたが、18位…。55年のブランクを考えれば相当凄いことですが、来年も予選会を突破しなければなりません。つまり、継続することも大切だということなんだろうと思います。
実行し、継続する
頭の中で、箱根駅伝に出たいと思っていても何も始まらない。大事なのは、出たいと決める事、そしてそれに向けて緻密な計画を検討し、チャレンジを実行することがあって初めて成果につながるのだと思います。そして、さらに上を目指して継続する…。道のりは長いです…。
太平社についても、コロナ禍にのまれて大変な年月を過ごしてきました。そうした中、ここ数年、いろいろもがいてきました。昨年は、そうした中から出てきた地道な取り組みを少しずつですが実行してきました。やはり、実行してなんぼということなのだと思います。
新しい取り組みを実行するには、駅伝プロジェクトのように、大きな風呂敷を広げるだけでなく、そこから周囲に説明をしっかりと行い、全社を巻き込み、計画を立て、着実にそして粘り強く実行していくこと。そしてそれを継続していく…。
実行すれば、何かしらの成果がついてくる。そうした兆しは見えてきました!大きな成果につなげるには、小さな成果に満足せず、愚直に続けることが必要です。何としても成果につなげるよう頑張っていきたい。
「熊手」衝動買い!
ところで、冒頭に初詣に行ったと書きました。
あまり信心深いほうではありませんし、神社・お寺というよりかは、これまでさんざん書いてきた母校は紛れもなくミッション系の学校なので、教会派です…。が、初詣には行くにわか信者です…。
そんな初詣に行ってやることは、例年はお参りをして、お守り買って、おみくじ引いてといった感じです
が、今年は、なぜか「熊手」を購入しました!大した金額のものでもなく、そこまで大きなものでもありませんが…。
初詣は、元日に行きましたので、駅伝を見て触発されたわけでもないのですが、なんとなく、社務所でお守りなんかを選んでいる時にふと目に留まり衝動買いしてしまいました…。
昨年は、こうしてブログも始めました。その中でも書きましたが太平社でも新たにいろいろな取り組みをスタートしてきました。そうした取り組みが少しづつですが実りつつあります。
年が変わり、何としてもその成果を出したい!という潜在的な想いがあったのだと思います。
神頼みという訳ではありませんが、自分自身にも今年にかける意気込みを示してみました!
日々目にして、チャレンジを続けることを忘れないようにしたいと思います。
正月早々、仕事人間的な発想をもって駅伝を観て感じたこと、例年との違いを披露してみました。
太平社の活動についてはWEBサイトをご覧ください。