人には得意不得意がある
多分恐ろしく気が短い。
メールで「お世話になっております。」と最初に書くのが嫌でしょうがない。早く本題を書きたくてしょうがない。そして大体大して「お世話になっている」と思ってないし。(変な話、心からお世話になっている人に書くメールでは「本当にお世話になっております」と書くし、そのことは全く嫌ではない)つまり形式で段取りを踏まなくてはならないのが面倒で嫌で嫌でしょうがない。
それが嫌でメールじゃなくてFBのメッセンジャーでいきなり用件を書いてチャットみたいにやりとりするのは全くストレスでも何ともない。でもそこにも「お世話になっております」とか慣用句を書いてくる人がいて『やめてくれ〜〜〜!』となる。
そんなことがあるから「交渉」というのが異常に苦手である。昔あるタレントさんの事務所の社長が「ギャラの交渉するのが一番大好きだし楽しい」と言われたことがあって今でも忘れられないし、そのタレントさんのことは大好きなのだがあの社長が出てくることを考えると出演のお願いをすることを躊躇うくらい交渉が嫌いである。何だか駆け引きみたいなことが嫌いなのだと思うし妄想家だから「こうなってああなってこうなるとホラこんなに面白くなる!」とか考えているのに『そこはその条件では…』とか言われるとこっちが燃えてるところに冷たい水をぶっかけられた気がして本当に頭から湯気が出るのだ。
こういうの好きな人がいるんだろうなあ。妄想家に対して策謀家とでも言うのか駆け引き好きで「やってやった!」と言う契約を結べると最上の喜びを感じる人がいるんだろう。そんな人が羨ましい。素晴らしいと思う。でも近くに来ないで欲しい。話しかけないで欲しい。そのくらい苦手である。でも本当はそう言う人がパートナーにいたら僕も事業の成功ができるんだろうからパートナーとして欲しい。でもきっと僕みたいなタイプは上手く転がされて最終的に追い出されるのも見えている。もしそうじゃない人でパートナー希望の方がいたらご連絡欲しいですよ。そのくらい絶対苦手な分野です、交渉。
電波少年のアポなしってのも実はそんな僕の性格を反映したってところあります。企画演出の性格が反映された番組企画って素直でいいよね。これから番組企画考える人はそんな風に考えるのもありだと思うよ。
とっても苦手な交渉メールみたいなものを久しぶりに書いたのでそれをクールダウンするためにnoteを書いてみたってことです。
「巨人の星」でとうちゃんの星一徹がちゃぶ台ひっくり返す有名なシーンがあるんだが本当に共感する。突然なんか降板したみたいだと言うことがあったら「あ〜気が短いって言ってたなあ」と思い出してください。