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未来を作る その⑤
当たり前だが「誰か」がいて生きていける。自分のために生きていけるなんて嘘っぱちだ。だのに人はそれを忘れる。自分が生きる伸びるために生きようとしていると思ってしまう。マスクやトイレットペーパーも買い占めも。そこに自分を含めるから精神のバランスが取れなくなる。本当は”自分のため”に生きているのではない。人は皆”人のため”に生きている。それが正しいからそれをしている間は精神を病まない。今こそ”人のため”に家にいる時だ。それが”自分のため”では我慢ができない。気晴らしにちょっとはいいだろうと鎌倉辺りに出かけてしまう。
とにかく”自分のため”と思っている行動は自分を病ませる。”自分以外の人のため”に行動することが病まないための手段であると思う。そういう風に人間はできているんだと思う。籠りながらそんな事を考えた。
「まちの大学”世界向け企画を考える”実践ゼミ」の第2回がリモートで行われた
「マネーの虎」の企画演出をやっている日本テレビの栗原甚にゲストとしてこれもリモートで参加してもらい講義をしてもらった。
学びの塊だった。「マネーの虎」は日本での放送は2002年に終わったのだが栗原自身が「海外に売れる」と信じてほぼ手弁当でカンヌに乗り込み幸せな出会いもありこの18年でイギリス、アメリカを始め40か国にフォーマット販売をして作られている。そしてイギリスとの「Dragon's Den」はリアリティを追求していてアメリカ版の「Shark Tank」はショーアップされたエンタテインメントに仕上がっている。いかにローカライズが大切か?それは先週コメントを寄せてくれた「KONMARI」の川原プロデューサーも言っていたことだ。さてそれが大前提で来週ゼミ生たちはどんな企画を考えてきてくれるだろうか?
正解はまだ誰もわからない旅が進行しているのがとても楽しい。NetflixやAmazon Prime、Disney+、HBO、Apple TV+、Quibiなど続々とグローバルな動画プラットホームが誕生している現在「世界向け企画を考える」事を始めてみる。叶うかもしれないし叶わないかもしれない。でも挑戦してみる価値は間違いなくあって、それも「今」でしかないと思うのだ。
企画のテーマを発表した。
「アフターコロナの世界に向けて」
(正確には”ウィズコロナの世界に向けて”なのだろうが)
自分でも『世界中の人のための企画』を考えている。