タイ遠征記2(全文無料)
はい、人生2度目のタイです。
今回はADCCアジア&オセアニアトライアルの今年度の2回目です。
前回は昨年の11月のシンガポールで開催されましたが今回はタイのバンコク。しかも5月なのでタイでかなり暑い時期。
今回も大人数のトーナメントでした。
前回の遠征記よりざっくりした感じでお届けしようと思います。
前回のタイ遠征記録は↓
◾︎出発〜計量まで
今回の出発も羽田空港から。
最寄りのバス停から三田駅まで行き、そこから羽田空港まで。住んでる場所は割と各方面にアクセスよくて嬉しい。
出発の時間は10:30くらいの余裕を持って乗れる便にしました。もちろん直行便。
チェックインを済ませて空港をブラブラ。途中でどうしてもお米を食べたくなり、吉野家に行こうかと一瞬迷ったが少し我慢してコンビニでおにぎり一つだけ購入。
バンコクまでは直行便で約6時間半。U-NEXTでダウンロード済みの動画を見て時間を潰す。
最近のお気に入りは「飯尾和樹のずん喫茶」
到着が近づいてきたので準備しておいたタイ滞在用のSIMカードをスマホに挿入しておく。ここら辺の作業は慣れっこ。
ただ最初はeSimという物理的なSIMカードの交換が必要ないものを利用しようと思ったが所持しているスマホが対応してなかったので断念。iPhone XS以降から対応してるみたいです。私のはiPhoneX。
そんなことをしながら無事着陸。
外に出た瞬間ムワッとする空気が襲ってきました。
荷物を受け取ったら前回通りgrabアプリでタクシー呼んでホテルに向かう。
今回は試合後で1週間ほど滞在してカルペディエムバンコク道場で指導をするので、道場のすぐ近くのホテルに宿泊。
バンコク道場はSi Lomというエリアで割と中心のエリアだと思いますが歓楽街のような場所ではなかったです。
無事ホテルに到着して一旦休憩。
マコトと芦屋のコタロウくんとタツノスケも同じホテルなので一回集合して明日の計量に出発する時間を決めておく。
その後バンコク道場に少し体を動かしに行き、軽いドリルなどをしておきました。ADCCトライアルで来てるビジターも多くて非常に賑わっていました。
その後ホテルに戻って休んで就寝。
計量前日だったので食事は塩気の少ないもので済ませてからお風呂に入って就寝。
5/10 計量当日
起床してすぐに体重チェック。79.5kg。
少し重めだったがなんとか水抜きで落とせる範囲。計量時間は午後の5時。
少しの水とスーパーで買ったブドウみたいなフルーツをちょくちょく食べながら部屋でゆっくり。ずっと部屋にいるのも暇なので昼頃に外に出て軽く辺りを散歩。
14:30頃に78.9kg(基礎代謝で少し落ちてた)くらいから半身浴で水抜きスタート。
今回も日本からエプソムソルトを持ち込み。
約1時間くらいで入浴と休憩を交互に過ごしながら約2キロ強を落とす。
とりあえずホッとして出発時間までのんびりと過ごす。
午後4時頃ホテルを出発して計量会場に向かう。30分前くらいには着いたがすでに行列ができていた。しかしスタッフの人がバタバタしていたので話を聞くと現地のスタッフの人が体重計を一つしか用意しておらず急遽体重計を準備しているそうだ。
計量に一番大事なものだと思うのだが、ここら辺が海外の適当な感じある。
計量を無事済ませて経口補水液で水分補給。また今回は日本から梅干しを持ってきたので軽く食べながらリカバリー。
ホテル近くのビルのフードコートでマコトと芦屋組で晩御飯を済ませる。その後スーパーで少し飲み物を買ってホテルに戻る。
まだまだお腹が空いていたのでもう少し食事。
今回レトルトのご飯だけでなくお茶漬けとツナ缶を持ってきたので、プラスチック容器にレトルトご飯とツナでお茶漬け。この組み合わせけっこう好き。
他にも軽くフルーツを食べながら栄養補給。
とりあえず準備はOK明日に備えて早めに就寝。
◾︎試合当日
ホテルを8時半に出発して試合会場に向かう。
試合会場は去年バンコクで試合したときと同じ会場だったので勝手はわかっていた。
ホテルから約1時間弱。
郊外のとこにある大学の体育館でかなり大きな会場だ。
私の試合開始は13時〜14時頃だったので軽い補食しなが待機。
初戦の相手はキルギス🇰🇬の選手。
前回のシンガポールでの予選に比べて今回はキルギスやカザフスタンからの参戦が非常に多かった。
理由はハッキリと分からないがおそらくシンガポールよりタイの方が渡航しやすいのではないかな。
肝心の試合結果はパスされて3-0で負け。
ノースサウスに抑えられてのポイントだが自分の中ではしっかりガードしていてリカバリーしたつもりだったがポイントが入っていた。3ポイントを逆転することは難しくそのまま終了。
かなり不完全燃焼の試合内容で100%納得できる内容ではないけど負けは負け。
記事で取り上げてもらったりしてある程度の期待はあったのかもしれないが、終わってみれば呆気ない幕切れでした。
自分自身の今までの取り組みを振り返りつつあれは無駄だったのかな、この練習が足りなかったのかなと色々と考えましたが、負けという事実は変わらないのでそこはしっかりと受け止めました。
その後は残りの選手の試合を観戦。
66kgと77kgの決勝を見届けて会場を後にしました。77kgで優勝したリーバイ・ジョーンズが圧巻だった。
レスリングの重要性が認知されているADCCルールだが、レスリングの攻防は一切せずに下からのベリンボロやKガードからのバックテイクという同じ展開で全ての試合を勝っていた。
このスタイルでどこまで本戦のレベルで通じるのかが非常に興味深いです。
1試合だけだったので試合自体の疲れはほとんどなかった。
ホテル近くのバーガー屋さんでハンバーガーを食べてホテルに戻って就寝。
昔は勝っても負けても興奮してなかなか寝付けないことがしょっちゅうでしたが、ここ数年はあまりない。
よいことか悪いことか分からないが試合の刺激に慣れてしまっているのかもしれない。
◾︎指導や観光やご飯
試合翌日の日曜日からさっそく指導がスタート。
午前の1クラスと夜の1クラスを担当することになった。
道場がシーロムというエリアはビジネス街なので夜のクラスの参加者が多かった。
日本人の会員さんも3人いるようです。
会員さんはほとんどが白帯が青帯だった。まだ始めたての道場はそんな感じだ。
タイ人の人も多かったが外国人の会員さんたくさんいて国際色が非常に豊か。みんな楽しく練習をしていた。
インストラクターのShamsはロシア人でグラップリングの方を得意としているようで何度かスパーリングしたがかなり強くてやりにくかった。
仕事も丁寧にこなしていい雰囲気の道場を作り出していた。
1日に2回指導するので使用後のウェアはカゴに預けて全部洗濯してもらいました。
GOOD VIBEA ONLY
バンコク道場はマットが黄色で壁が緑の青山本部と全く同じ色合いです。
ビルの五階にあり日差しもよく入ってきて昼間はとても気持ちがよい。青山道場と同じいい雰囲気が流れている。
クラス指導以外の時間は自由なので適当にバンコクの街を散策しました。
といっても昼間はとても暑いので夜に出かけることが多かったです。
午前のクラスが終わったら近くにある屋台が集まったフードコートのような場所で昼ご飯を済ますことが多かったです。道場のあるエリアはオフィス街なのでお昼の休憩でランチを食べにくる人たちでごった返していました。
夜は歩いて20分くらいのところにナイトマーケットがあったのでそこの屋台で何度か夜ご飯を済ませた。カオマンガイやあんかけチャーハンのようなものを食べたがどれも美味しかった。
去年来た時も屋台メシを普通に食べていたがまだ当たったことはない。怖くて食べれないという人も多いと思うが実際どれぐらいの確率で当たるのだろうか。
あとは適当に他の繁華街を見て回ったりしてブラブラと暇つぶし。
残りの滞在は基本指導をしながら空き時間に適当に観光したりしたので箇条書きのように書いていきます。
■Chon Nonsi駅近くにあった「ゴールドカレー」
バンコクには多くの日本の会社が進出しており飲食店もとても多かった。
このゴールドカレーは金沢の会社らしくて日本語のメニューもあり人気店でした。ゴーゴーカレーに似ていますがどちらが最初なんでしょうか。
■BTS
バンコクの移動はGrabアプリを使ってバイクやタクシーで移動するのが便利ですが電車も発達しています。バンコク市内を走るBTSという電車で主要な場所へは簡単にアクセスできるの時間に余裕があるときやバンコクのやばい渋滞につかまりたくないときは電車もおすすめです。5~10分くらいで次の電車が来るので非常に便利。
■カフェ巡り
せっかくなのでカフェも色々巡りました。
■カオサン通り
バックパッカーの聖地と呼ばれている。いやかつては呼ばれていた場所で世界中のバックパッカーが集まる場所で有名でしたが今はただの観光地のようです。
夜が面白いので行ってみましたが通り全体がパーティー会場のようでクラブ音楽がガンガン鳴り響いて観光客でいっぱいでした。
適当なお店でパッタイ食べて帰りました。パリピの人にはおすすめです。
■お寺巡り
タイと言えば仏教、仏教と言えばお寺ということでお寺巡り。
巨大な大仏様やインスタ映え待ったなしの内装のお寺などを巡って楽しみました。合計三つの寺院を廻ったのでお寺はもういいかな。
■日本に馴染みのあるもの
バンコクの街中を歩いてみると日本人に馴染みのあるものが非常に多かったです。タイに住む日本人は何万人もいて実際に住みやすそうだと思います。
こんな感じで今回のバンコク滞在は終了しました。
試合結果は厳しいものになりましたがバンコク道場で指導もして新しい出会いも沢山ありました。
バンコクの街並みの分かってきたしより楽しめるようになってきました。
またいつか行くこともあるだろうと思うので余った現金のバーツはそのまま持っておこうかな。去年来た時よりもバーツの値段が上がっていたし、まだまだ上がる気がします。
◾︎最後に
今年度のADCC予選はこれで終わり、今回も出場は叶いませんでしたが次回またチャレンジするかは分かりません。年々アジアのレベルも上がっていて66KGで優勝したのは中国人でした。オーストリアやカザフスタンやロシア系も台頭してきています。本当に狭き門になっています。
ただ全く敵わないとは思わないし自分の努力次第、自問自答しながらまた次に向けて精進していきます。
これにてタイ遠征第二回は終了。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の試合の総括をラジオでマコトとも話しています。そちらの方もお時間あればどうぞ。
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ではまた。
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