＃００３ 負荷を与えるから成長する。

運動（トレーニング）効果を高めるために一番大切なことは「負荷」を与えることです。

いつもよりも少しだけ筋肉を刺激してあげることで、筋肉が成長していきます。

このように筋肉の活動を高めるためには、日常で使用するよりも強い運動刺激を与えることがとても大切になります。
専門用語ではこれを過負荷およびオーバーロードの原則と言ったりします。

ポイントは「ワンランク上の強度」であることです。

刺激が強すぎても、筋に負担がかかりすぎて怪我につながりやすくなります。
自分の体力や筋力に合わせトレーニンングを段階的に高めていくことを専門的には「漸進的負荷」と呼んだりしますが、運動（トレーニング）効果を高めるためには、筋肉を日常よりもワンランク上の強度で刺激しつつ、慣れてきたタイミングで段階的に負荷を上げていくことが重要なポイントとなります。

これは日常生活の中でも同じです。

日常生活にちょっとした刺激を与えることで自分自身の感性が磨かれ、その人自身の成長や内面的な魅力アップにもつながります。

仕事においても、工夫次第で今は出来ないかもしれないけれど、少し自分に負荷を与えてチャレンジした結果、いつの間にか出来るようになります。それが個人の成長や仕事においてのスキルアップにつながります。

筋肉に刺激を与えて運動効果が高まるように日常生活での刺激を与えることで自分自身が磨かれます。

運動効果は１日だけでは現れません。
コツコツ筋肉を刺激し続けることで体の変化がいつの間にか表れます。

体に変化が表れると楽しくなります。楽しくなると、もうちょっと頑張ろうと負荷を上げたくなります。そうした好循環になると、日常生活に勢いが出始めます。

日常生活や仕事に置いても同じです。
刺激を与え続けること、そして段階的に刺激の強度を高めること、そしてコツコツと段階的に強度を高めながら継続することが大切なのです。