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公演延期のお知らせ

2020.4.4(土)に予定しておりました
T-qrow.plan コメディ公演『THE GIRLS』ですが、
上演の延期をすることにいたしました。

予約をしていただいていた皆さま、
楽しみにしていただいていた皆さま、
連絡が一週間前となり申し訳ありません。

2020.2.26のノートでのお知らせの通り、
「8月と10月に再度公演を行う」
という事を前提とした上で、
あくまで上演を行う予定でおりました。
https://note.com/t_qrow_plan/n/n1d53deda65a5

「すぐに同じ作品を再演するので
 不安な方は今回は見送って下さい。でも、
 演劇人の意地で無観客でも公演は行いますので
 特に気になさらない方は是非お越しください」

そういうスタンスだったので今回はDMも出さず
タイムラインに流すのみの告知で
方針としては実質公演延期の心づもりでした。

しかし、それでもありがたい事に
ご予約も頂いておりましたので、
役者演出一同稽古を重ね
本番を迎える予定でおりました。 

それを、実質ではなく
正式に「延期」という形を取ります。

理由といたしまして、
世界的なコロナウィルスの蔓延による
緊急事態の中、仮に完璧な対策を徹底して行い
万全の備えの上で公演を実施し、感染等の
トラブルが何も起こらなかったとしても、

『果たしてお客様は集中して
 お楽しみ頂けるのだろうか?』

という懸念が強くなったためです。

チームとしても、
「迷いがある中でのパフォーマンスを
 お客様に見せることが本当に我々の
 見せたい作品なのだろうか?」
という意見もあり、今回の決定となりました。

ここから先はチームではなく
僕個人の考えですが。


僕の最優先は何よりも「作品」です。

悪いけど僕の主観では
顔も知らん人の体調や
観にも来ない人が感じてる不安なんかよりも
優先順位はずっとずっと高いです。
悪いけど。

ただ、舞台表現の「作品」というものは
「役者」と「観客」が同じ空間に居る事で
初めて完成します。

「観客も役者も関係者も
 『これでいいのかな?』
 って思いながら作る作品」

それ、僕自身が納得できるのか?

ぶっちゃけこれが決定の一番大きな要因です。


なので、
「感染拡大を防ぐため」とか
「社会の誰かを死なせないため」とか
「このタイミングは風評的にマズいから」とか
そういった立派な理由じゃないです。

めちゃくちゃ作品本位で自分本位な理由です。
ちゃんとしてない大人でごめんなさいね。

(あ、これ僕個人の理由ですよ。
キャストも自分本位とは限りませんからね)


けど、やはり「作品」を作るのは
演出家でも脚本家でもなく、
「役者」であり「観客」ですから。

みんなが安心して空間に居れないなら、
やらない方がいいと判断しました。


延期日程については、コロナの今後の状況を見て、
お客様が安心して観れると判断できたタイミングで
すぐ予定を組み、告知をさせて頂きます。

今後とも、よろしくお願いいたします。

T-qrow.plan 主宰 とくろう

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