「サイバー技術開発集団 統括・登大遊」
本日放送された情熱大陸「サイバー技術開発集団 統括・登大遊」ですが、彼の功績は素晴らしい。
実は地方自治体のLGWAN接続系を分離させる自治体セキュリティ強靭化は、テレワーク導入を阻んでしまっていた。だが「自治体テレワークシステム for LGWAN」によって安全・簡単・無償で自宅からのテレワークが可能になった。
なお「自治体テレワークシステム for LGWAN」の凄いところは、セキュリティは大幅に強化されており、インターネットから LGWAN 内への直接の IP リーチャビリティがないことや認証はEnd-to-End で実現されており、IPA の中継システムでクレデンシャル情報を集中管理していないため、仮に IPA に設置した中継システムが攻撃者に侵入されても、自治体庁内ネットワークに不正に接続することはできない。
更に自宅 PC は Windows Update で適切にアップデートされていること、アンチウイルスソフトウェアが稼働していることを、検疫システムによって自動的に確認、及び確認されない場合は接続が許可されない。
また、自宅からの接続時のワンタイムパスワード (OTP) 認証による多要素認証、自宅側 PC のMAC アドレス認証によるクライアント端末の事前登録、ファイル共有機能とクリップボード共有機能の禁止、および画面の撮影・キャプチャ抑止機能などが強制されています。庁舎側 PC の節電のため、「Wake on LAN リモート電源 ON 機能」 も搭載している。
万一、アンチウイルスソフトウェアで検出されない特製マルウェアに感染していた場合の対策も想定しており、テレワーク作業中の万一のマルウェアによる C&C サーバーとの間の通信を Windows のカーネルレベルで遮断する「完全閉域化 FW 機能」 が搭載されている。
またもや、けしからん技術が再び壁を乗り越えてしまったようです。
なお、総務省事業 テレワークのセキュリティあんしん無料相談窓口では「自治体テレワークシステム for LGWAN」の導入もアドバイスしてきました。お気軽にご相談ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?