信頼関係は”コミュニケーションの総和”で築かれるーーうるるスピリットのリファラル採用と組織づくり~day25~
おはようございます。リファラル採用促進のクラウドサービスを提供するMyReferの香川です。ホワイトペーパーを自分なりに解釈してnoteに記すday25。「人のチカラで世界を便利に」をビジョンに掲げ、クラウドワーカーを活用する「シュフティ」や「入札情報速報サービス」を提供する株式会社うるる様の事例をご紹介。
1.背景
2015年頃、急激に組織が拡大、そのスピードが早すぎたため、カルチャーである「うるるスピリット」が組織に浸透せず、組織風土が壊れかけた。経営陣でその経験を内省した際に、改めて何が一番大事かというと「うるるスピリット」だ大事だということにいきついた。5つのバリューを採用から育成、評価、全てに対して一貫性をもって一番大事な指針とする。
指針を浸透させるポイントは3つ。
①正しい言語化 ②泥臭く“ありとあらゆる手段で発信し続ける ③新しく入社するメンバーのオンボーディング(1on1で1人1時間しっかり取って、歴史やスピリットを説明)
結果、組織に浸透していった。
2.リファラル
採用のベースの価値観として「うるるスピリット」を持っている人かどうかを見極めて採用すること。過去の採用や組織づくりで得た教訓から、採用においてはカルチャーへの共感や信頼できる人かどうかを重視。
そう考えたとき、社員のつながりであれば絶対に信頼できる。今いる社員のベースは「うるるスピリット」なので、社員が紹介してくれるということはベースの価値観があっているはず。それが、リファラル採用の価値。
3.ポイント
リファラル採用がうまくいく方程式は「社員のエンゲージメント(eNPS)」×「手軽さ」。
従業員が気軽に紹介できるかどうかがポイント。
採用の仕事はいい人を採用することではなくて、いい組織づくりをしていくこと。そして社内外に沢山のうるるファンをつくること。そうすればいい採用もできる。組織づくりには従業員との信頼関係が必要。そして信頼関係は、コミュニケーションの総和でできる。
リファラル採用をきっかけにゲストを呼ぶリファラルパーティーを開いて、みんなで暖かくゲストをもてなすなどコミュニケーション量を増やしていくなどのきっかけを与えること。
MVVが浸透している、浸透させる取り組みを会社が本気で行っている。その上で新たな仲間をMVVが浸透した従業員が声をかけて採用する。その仕組みを人事が提供し文化を作っていく。そして良い会社ができあがっていく。素晴らしい取り組みであり、素晴らしい会社だなと感じた。