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働き方改革推進!急成長ベンチャーのPhone Appliがリファラル採用に取り組む理由~day26~
おはようございます。リファラル採用促進のクラウドサービスを提供するMyReferの香川です。ホワイトペーパーを自分なりに解釈してnoteに記すday26。Web電話帳シェアNo.1の「連絡とれるくん」を提供する株式会社Phone Appli様の事例をご紹介。
1.採用課題
2008年創業、IT大手のシスコシステムズからスピンオフ、年々成長を続け、2018年2月にオフィス移転をしてからは60名ほど社員が増え、150名規模の組織へ成長している段階。その中で課題は2点。
一つは、人が増え続ける組織をどうやって改善し、メンバーのモチベーションを維持向上していくかが課題。70人、80人とメンバーが増えてきたら、組織のいろいろなところに歪みができ風通しも悪くなる。
そこで、「コミュニケーション改革企業No.1」とビジョンを再定義。
このビジョンのもと、“働き方”や“コミュニケーション”に関して、経営陣が常に「どうやったらよくなるのか?」を考えている。
もう一つは、事業成長に応じた優秀な人材の採用。 ビジネスモデルの変換と事業成長の中で、開発も営業も、さらにはお客様のサポートをするカスタマーサクセスや中堅・スモールビジネスへ向けたインサイドセールスも採用を強化する必要が出てきた。そうなると、組織成長にあわせて適切なポジションを採用し続けられるように“採用の流れ”を作っていかなければいけないと課題をもっていた。
2.採用の考え方
これまでは経営陣や外部チャネルで“マグロを一本釣りする”ような形式。長期的に採用戦略をつくる上では、“まだ見えないところにも栄養をまいて、集まってきたら釣り糸をたらして、ときには養殖して…”というイメージで、社員全員で長期的に候補者となるファンを作っていくことが必要と考えた。
採用もマーケティングや営業と一緒なので、お客様だけでなく知り合いや社員の友達まで認識を広げて、ビジョンに共感してファンになってくれる人を増やしていこうという考えで進めている。
3.リファラル採用
採用課題を解決し、組織を強くしていく一つの採用チャネルとしてリファラル採用の取組みを実施。結果、30数名の採用に対し、リファラル採用は11名の採用、採用チャネルの約3割がリファラル採用。
特に、リファラル採用は内定の承諾率が高く、応募から内定のマッチング率も高い。費用と時間と両面で、圧倒的にコストパフォーマンスがいい。
採用単価もそうですが、例えば面接の時間も、社内にいる社員からリアルな声を聞いて応募してきてくれる人だと短くてすむ。
また、リファラル採用で入社する社員が増えると、さらにリファラルが連鎖して増える効果が出てきている。入社する人は採用の動機形成をしたばかりなのと、前職との繋がりもあるのでリファラル採用しやすい。
今後オンボーディングを通じてリファラル採用のフローや動機を作っていくことに力を入れたい。
組織拡大→ビジョン再定義・確認→採用コンセプト→優秀な人材確保→リファラル採用→社内外ファン拡大→社内エンゲージメント向上 このようなフローが仕組化されている事例。早期にリファラルの文化形成ができれば再現性の高い組織になるんだろうなと思う。