渋谷ではたらく社長の告白を読んで
我々が令和を代表する会社にになるために、またインテリジェンスから独立した1社目(My Referが2社目)、21世紀を代表する会社を作るという目標を掲げ今や大企業となったサイバーエージェント藤田社長の本を改めて(何年ぶり?)読んだ。
1998年設立から2年後上場、4年で売上100億突破と当時のインターネット拡大期という背景もありスケールは違うが、スピード感を持って事業拡大していくために以下が重要だと改めて認識した。
1.会社のブランディング
当時の最年少上場を目指しメディアで取り上げられ、ITバブルではあったが、藤田社長自ら知名度を一気に上げることでのセールス面でのマーケティング効果は相当大きかったと感じる。当然地道な営業活動は大前提なのだが、よりスケールさせるためには会社のブランディングが重要。
2.まずやってみる
従業員50名の時に半年でオフィスを250名規模に移転したように、目標にむけて先行投資が必要。結果は後からついてくる(合わせにいく)。マインドとして色々考えるよりも先ずはやってみることが重要。
3.新規事業を生み出す
営業代行からインターネット広告へ、事業企画を考え生み出し柔軟にサイバーが移行していったように、新たな事業を常に生み出していくことが重要。
そして最後に今のご時世致命的になるかもしれないコンプライアンス遵守。そのための社員教育は疎かにしてはいけない。
(サイバーも今なら笑い話だろうが、今だったらやばかったのでは?)
外部環境が変わっていく中で、その時々に合わせた考え方、働き方をする必要はあるがマインドは当時も今も変わらない。
何年振りかに読んだが、読みやすく面白かった。社長というポジションの苦悩も分かり、考え方に触れることもできる。
非連続の成長を意識し、自分ができることをやっていこう。