【まとめ】2018年11月 中国・台湾ボードゲームクラウドファンディングまとめ
この記事を読んで初めてWORLD ORDERというユニットを知ったんですが、それ以来、過去のMVをあさってぼちぼち見てます。無機質なロボットダンスと一切演技なしの通行人のコントラストが面白いですね。須藤元気って格闘家のイメージしかなかったんですが、Wikipediaを見たら肩書が山ほどあって笑顔になってしまいました。
11月のまとめです。
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台湾（zeczec）
タイトルは「人は其の食べるものの如し」、つまり食事によってその人が構成されるという意味。バランスの良い食事が学べる子ども向けゲーム。
林尚志デザイン『ミネルウァ』の中国語版。
台湾への渡航が禁止されていた清の時代を背景としたゲーム。台湾への渡航を目指す平民陣営と、それを阻止しようとする役人陣営に分かれて争う。国立東華大学観光及びレジャー・レクリエーション学部（観光曁休閑遊憩学系）の学生たちが発起人。
プレー人数：4～8人
ゲーム時間：20～50分
対象年齢：10歳以上
公式サイト：https://www.wangmingtablegame.com/
『台北大空襲』の続編。前作同様、日本統治下で第二次世界大戦を迎えた台湾が舞台となっている。前作では家族全員で生き残ればゲームクリアだったが、今作では史実を基にした複数の難易度のシナリオが用意されており、シナリオごとに用意されたクリア条件を満たしたうえで仲間全員が生き残る必要がある。
中国（摩点）
カード別の特殊能力が用意された、バッティング要素のある単純なルールのカードゲーム。大陸最大の祭日「女神の祝典」に、各地で演説を行って才能を披露し、「帝国の星」の称号を得ることを目的とする、ファンタジーなフレーバーのゲーム。
プレー人数：3～7人
プレー時間：10分以内
未知の島を舞台に、守護者陣営と人類陣営が分かれて戦う。手札を駆使し、人類は島の封印を解いて上陸することを、守護者は人類を倒すことを目的とする。
プレー時間：30～50分
プレー人数：2～4人
対象年齢：8歳～
「軍師シリーズ」と銘打たれた古代中国風マーダー・ミステリーのシナリオシリーズの一作。マーダー・ミステリーのシナリオではあるが、一般的なマーダー・ミステリーとは異なる体験を提供することをうたっている。
「行酒令」という伝統的な宴会の余興をベースにしたゲーム。中国の9年間の義務教育で使用する教科書18冊に収録されているすべての漢詩から344文字の頻出漢字を選出し、キューブ化。手番が来たプレーヤーはサイコロを振り、出目の数だけキューブ上を移動する。移動先のキューブに書かれた漢字が含まれる漢詩をそらんじることができればその場にとどまることができるが、できなければ元の場所に戻される。漢詩学習を目的としたゲーム。
林華県という架空の場所の研究所で起きた事件に関する謎解きゲーム。謎解きには決まった手順がなく、プレーヤーはフィルムや調査書などの与えられた資料を手掛かりに謎を解いていく。「巻宗」シリーズの4作目で、「巻宗」は「公文書」や「ファイル」といった意味。
永不退縮！俄国前線（No Retreat! The Russian Front）
ウォーゲーム『No Retreat! The Russian Front』の中国語版。
春秋戦国時代の戦争をテーマにした1対1または2対2のアブストラクトゲーム。プレーヤーは20個の駒の中からルールに沿って使用する駒を選択していき、8×8マスのボード上で戦う。先に敵陣に駒を4個送り込んだプレーヤーが勝ち。
プレー人数：2/4人
プレー時間：15～35分
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『高雄大空襲』はクラウドファンディング終了まで2週間を残して200万台湾ドル（約750万円）を超える資金を集めています。前作『台北大空襲』は台湾のボードゲーム関連クラウドファンディング史上最高額となる617万8,704台湾ドル（約2,200万円）を集めましたが、今回も高額プロジェクトになりそうです。重い歴史をテーマにしたゲームが人気を集めるのは台湾のボードゲームシーンの特徴の一つです。
10月のまとめで紹介した故宮公式謎解きゲームブック『謎宮・如意琳琅図籍』は調達額がなんと2,000万元（約3億2000万円）を突破。世界の出版関連クラウドファンディング史上最高額だそうで、とんでもないお化けプロジェクトとなりました。
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