昔から「大きくなったね~」にモヤっていた。
先日、1年ぶりに偶然会ったママ友。
うちの長男(7歳)と、そのママ友の下の子どもが同じ幼稚園でした。
ママ友には上に今年6年生になる女の子がいて、再会した時はママ友の隣にくっついて下を向いていました。
私はその子の存在に気づき、ふいに「大きくなったね~」と言ったのですが、私が声をかけると、お姉ちゃんはママ友の後ろにサッと隠れてしまったのです。
その時、自分自身が小学6年生の時のことを思い出しました。
母親の知り合いや親せきに久しぶりに会った時に言われる「大きくなったね~」ってセリフ。私は少し苦手でした。
小学6年生の時、私は急に身長が伸びてスラっとしたのですが、どうも体のことを言われるのが気持ち悪くて。
でも決まり文句のように、久しぶりに会った大人は「大きくなったね~」って言うじゃないですか。本当にうんざりしていました。
「なんでみんな大きくなったね!って言うの?」
「体のこと言われたくない!」
「私のことは放っておいて!コメントしないで!」
…私は恥ずかしくて、母親の知り合いに遭遇したら、逃げていました。
きっと大人からみたら、礼儀のなっていない子どもだと思われていたかもしれません。
しかし、なぜ彼らが「大きくなったね~」って口を揃えて言うのか…、大人になって気づいたんです。
ぶっちゃけその子に久しぶりに会いすぎて、何言えばいいか分かんないんですよ。でもなんか言わないと失礼だし…どうしよう!
…そんな風に彼らが一生懸命、脳に汗をかいて絞り出した言葉が「大きくなったね~」だったのです。
みんながみんなそうじゃないかも知れないけれど、少なくとも私はそうです!
とは言え、子どもからしてみたら大きなお世話の可能性も潰しきれません。久しぶりに会った子になんと言ったらいいのか…私はこれからも答えを探し続けていくのでしょう。
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