【書評】『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』
最近、「自分ってまあまあ内向型な部分があるな」と思ったので自分を見つめ直すために読んでみました。
概要
外向的な人の方が評価されやすい世の中である現代では、そこから外向的であるべきという圧力が社会で働いており、外向的なふりをしている人が多い。
しかし、実際にはそれぞれの性格にメリット・デメリットがあるよねという本でした。この本では主に内向的な人の特徴や、その特徴を活かすにはどうすればいいか等が書いてあります。
内向型と外向型の違いは感度の差
内向型・・・周りからの刺激に敏感
外向型・・・周りからの刺激に鈍感
内向的な人は刺激に高反応ゆえ、慎重になる。
内向型と外向型では心地よいと思う刺激の度合いに差があるようです。
また、性格の大部分は遺伝子で決まることが多い為、素の自分を受け入れることが大事なようです。確かに自分の性格と向き合う事で心が軽くなりました。
オープンオフィスは生産性を阻害する
内向型の人の方が周りからの刺激に敏感なゆえに周りが気になり、賑やかになりやすいオープンオフィスではあまり集中できない。
オープンオフィスになる事でコミュニケーションは活発になるという利点はあるけど、周りを見ると、内向的な人や集中したい人はイヤホンをしたり、その人のプライベートな空間を形成しようとしてると思いました。確かオフィス再設計で、話しかけてはだめなスペースを作るという話を聞いたので、めちゃ良い事だと思いました。
感想
この本を読むことで、高反応なゆえに内向的になるという事や内向的な人の利点を知り、自分を受け入れ、少し自分が好きになれました。就活前の自分に会えるなら、まっ先にこの本を勧めたいと思います!
この本を読む事で、身の回りにいる内向的な人たち(例えば、パートナーや子供など)の事を、より知ることができるようになると思います。よって、内向的な人だけでなく、自分はバリバリの外向型!って人にもおすすめできる本です。
また、私は性格的に慎重っぽいので、もっと挑戦を増やす工夫をした方が良さそうだとも思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?