タイ移住を実現させるために行う最初の一歩はなんだろうか?
この1、2ヶ月でどういうわけか、タイ移住に関して相談を受けることが増えてきています。
これまで比較的多かった、タイの不動産投資や起業についてではなく、ご家族での教育移住やリタイヤ(セミリタイヤ)としての移住に関してとなっています。
日本国内の問題、先の見えない世界情勢など様々な理由があると思われるのですが、僕の住んでいるタイという国に、自らが移り住み、中長期で関わっていこうと考えられる日本人が増えていることを喜ばしく感じています。
が、その反面、日本の閉塞感も高まってきているのだろうなと日本を憂う気持ちも少なからず感じてしまいますね。
オンライン相談の際に必ずと言っていいほど聞かれることがあります。
それは、
「タイ移住の動機」について、
そして、
「どうやって基盤を築いたのか? 最初から仕事など何かツテはあったのか?」
という事です。
それに対してその都度お答えしていることがありますので改めて書いてみたいと思います。
僕の場合、父親が海外勤務中心で、殆ど日本にいなかったこともあり、幼少期から、父親が海外でどんな仕事をしているかについて興味があり、
そして、たまたま僕が学生の時に父親がタイに駐在していたため、自分の初めての海外旅行という事で、父親の職場を訪ねてタイに行ったということが一つ。
その後、父親はタイから別の国に移動したけれども、僕自身、タイをとても気に入り、大学時代に数度渡航し、それでも飽き足らず、「ある程度まとまった期間住んでみたい!」と思ったので、大学卒業してからタイへ移住したという流れをお伝えしています。
その後の基盤づくりについては長くなってしまうので、主な部分だけにしますが、
そもそも基盤は全くない状態で、現地に知り合いは何人かいましたが、それほど親しいわけでもなく、仕事のあても特にはありませんでした。
大学卒業したばかりで、実務経験はありませんし、英語とタイ語は日常会話が可能というような状況でした。
ターニングポイントは、「情報発信」で、
自身のタイ生活をアメブロやフェースブックで発信しながら、その流れで、自宅を購入した話を投稿し、
そして地域の不動産周りの情報に興味を持ったため、そういった情報を発信していたら、興味を持つ方からコンタクト頂けるようになり、
そして結果的に不動産やビジネスサポート業を生業とするようになった経緯があります。
振り返ってみていると、一つの流れが出来ていて、
「最初から何か周到に準備をしていたのでは?」
と思われることもあるのですが、
実際にはそんなことは何もなく、結構行き当たりばったりでした。
当時は失うものも特になく、若くて、行動力もあったから出来たという見方もできるのですが、
今からでも興味を持ったことならば、新しい事を始めることはできるので、やはりそこには何か理由があるはずなのです。
その理由については、10年前にすでにブログで書いていましたので、詳しくはそちらを読んで頂ければと思いますが、
https://sriracha-pattaya.com/achive-goal-firststep/
結論だけいうと、
「タイに移住する、という明確な解像度の高いゴールを設定」
(どこで、どんな仕事をし、どんな人々に囲まれていて、どんな気持ちで毎日を送っているか、イメージを鮮明にすればするほど良いです。)
「そのために今やれる事を紙に書き出し、重要なものから実行していくこと」
それだけです。
タイの情報収集から始まり、(生活情報や、学校情報、仕事情報、ビザ関係の情報など)
それらを一つ一つクリアにしていく中で、実際に現地に飛んで環境を肌で感じることも大切です。
現地に住んでいる人に生のお話を聞くこともとても参考になりますし、
ある程度感覚が掴めてきたら、プチ移住を実際にしてみることも良いと思います。
とにかく手と身体を動かしながら、現実と自分の描いた理想の生活環境とを少しずつ一致させていくんです。
思っていたことと違うこと、失敗や失望することも少なからずあると思います。
ですが、それらもひっくるめての新天地での生活ですので、そこは妥協せずにわがままに、できる限り体験して行けばよいのではと思います。
だけれども、わざわざ失敗を買ってでもする必要はありませんので、
(いずれにしても、すべての経験は自分の貴重な財産になるので、買ってでもでもしたほうが良いとも言えなくはないのですが。)
そういう場合は、僕らのような現地に住んでいる人間の話を聞いてみるという選択肢も有効的だと思います。
タイに移住したい、起業したい、タイで子育てしたい、関わりたい、不動産を買いたい、タイ人と結婚したい、、、、。
動機は何であれ、僕自身が、そういう方の道標(みちしるべ)となり、タイの発展と相談者の幸せに貢献できるならば、こんなに嬉しいことはありません。
ということで、本Noteや他運営ブログを読んで、何かピンと来た方は是非オンラインでお話出来たら嬉しいです。
僕と話をすることが、タイと関わりたいという「あなたの夢」の小さな最初の第一歩であれれば有り難いです。