不確かさ計算用のライブラリ、MetroloPyを使ってみた

不確かさの計算は結局のところExcelが最強で、多くのlabがExcelで帳票を作っているものと思われますが、さすがにそろそろ何とかならないものか?
という事でいろいろなtoolを試し始めています
Pythonのライブラリは下記の3種がありますが、個人的に一番使いやすそうだなと思ったMetroloPyはだいぶ前に更新が止まっているのが残念
今のところは少しの修正で利用可能なので、これで十分かも。
ライセンスはGNU General Public License version 3.

とりあえず、MetroloPyで直流電圧測定装置の校正不確かさの計算とバジェットの出力までやってみたので添付しておきます。

手法としてはキャリブレータからの電圧をDUTと参照標準に加え比較する、単純な方法です。

キャリブレータは使用レンジを10点校正し直線近似してかたよりを補正して使用。

MetroloPyはバジェット表がきれいに出るのがちょっといい感じ

GTCだとこんな感じ
計算はできるので、問題ないんだけど見やすく表の形に整理する手間が入ると、結局Excelでいいじゃんという気もしてくる。

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