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2023年の畑作を振り返る。
今年の畑作を振り返ってみようということで、割と衝動的にこの文章を書いています。
個人的な備忘録の面が大きいですが、こんなの作ってましたよということを見てもらえたらとも思っています。
さっそくですね、まず昨年から引き続き栽培したものとして挙げるのは枝豆ですね。
実は昨年から「エダマメリレー」という早生から晩生まで約3ヶ月に渡ってリレーするようにさまざまな品種の枝豆を楽しんでもらおうという企画をやってまして、9品種の枝豆を無農薬無化学肥料で栽培してきました。そしてそれをネットで販売していました。今年は内容を少しマイナーチェンジをしまして以下のようなラインナップになりました。
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しかしながら今年はみなさんご存知通り、ひどい酷暑、ひどいが重複しても足りないくらいの暑さでしたよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1700144382912-xMhHGjzROm.png?width=1200)
うちの枝豆ももろに影響を受けまして。特にだだちゃ豆と新小平方茶豆の収量が全然取れなくてお客様にも多大なご迷惑をおかけしました…。鞘まではできるんだが、膨らみ切らずに枯れ込んでしまうという事態になってしまって、これには参りました。今思うと、こまめに水やったり対策できたのかもしれないと思いました。反省点です。
肝心のコメも大ダメージだったのですが、今回はここでは触れないでおきます。笑
続いて
ジャガイモですね。
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品種は2品種
男爵とメークイン
自宅用にしては取れすぎてしまったので、ネットで販売かけたんですが、全然売れませんでした。
続いて
落花生
落花生は3年目になりますね。去年小千谷に落花生を煎ってくれるお店を発見してそこに持っていたらめちゃくちゃ美味しくて。今年も作らねばということでやりました。あと自家製でピーナッツバターも作ったんですが、これも絶品で。これもやらねばということで。
品種は多分、千葉半立←
連続で作ったのはこの辺りかなぁ。
今年久しぶりに作ったのは
ポップコーン。
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これが面倒なんですよね。アブラムシだらけになちゃって。ポップコーンを🍿作りたいよりかは、種子の更新を目的に作った感じです。
薬を使えばいいってもんでもないので、どうしたらいいものかと悩みながらハッカスプレーを与えたり、お酢をふりかけてみたりするのだが、なかなか。
続いて
鶴の子大豆
これは味噌を仕込む用の大豆で、みそにした時に甘みが出るのがこの豆の特徴らしい。2年前に仕込んだ味噌がかなり美味しかったので、また自家製でやってみようということでばあちゃんと協働して作ることに相成りました。
こっからは今年初めて作ったものたち。
まずはひよこ豆。
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ひよこ豆は乾燥でよく育つという話らしくて、畝を立てて対策したつもりだったのだが、梅雨時期の雨がよくなかったなぁというか環境としてやっぱり合ってないのかなという印象を受けた。その後の暑さと雨も降らなさはある意味、ひよこ豆にとっては良かったのかもしれない?
今年はミネストローネかカレーにでも入れて食べようと思う。来年はもうちょっとうまくできるようにちゃんと高い畝を作るなど排水対策をちゃんとして進めたいですね。
続いて
ハトムギ
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なんでこれを選んだかと言われるとなんとなくとしか言いようながないのが現状で、全く思い入れがないんです。収穫後もどうしたらいいのかわかっていない。笑
足りない爽健美茶でも作ってみようかな。←
現在、乾燥中。
続いて
ゴマ
白ゴマと黒ゴマと作ったんだよね。ゴマの植物体って見たことなかったから、案外草丈伸びるんだとか、鞘の中ちょっと気持ち悪いとか、植物体からちょっと独特の香りを放っているなとか、これまで商品でしか見たことなったゴマだったから栽培を通して発見が多くて面白かった。
乾燥して、さやから種子を落としてゴマを手に入れたのだが、ここから小さなゴミを取るのが大変というかほぼ不可能なのではないかと思っている。現在保留の案件です。これがなんとかできないと炒れない。炒りごま作りたいのにー!地道にとっていくしないか。。。
最後に
ソバ
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品種は信濃一号と信濃在来を蒔きました。同じ圃場に蒔いてしまうと交雑が起こる恐れがあるということで離れたところにそれぞれ栽培しました。
どちらも8月中旬ごろに播種をして、確か2ヶ月ちょっとで在来種の方は収穫できたんじゃないかな。そこから遅れること1か月ほどで信濃一号を収穫しました。現在乾燥中。ここから脱穀して、蕎麦粉にできたらいいなと期待をしているところです。
今年の畑作、露地栽培はこんな感じです。
番外編で言うと、ホップを作りました。
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これは全くの興味です。プランターでグリーンカーテン的な感じで栽培できるかなと思ったら、ホップというのはずんずんと上に伸びていく作物なので、なかなかイメージしてた緑のカーテンになることもなく、スカスカな感じでしたが、これまで画像やイメージ図でしか見たことがなかったホップの毬花を見ることができて痛く感動しました。6種作ったんですが、毬花がたくさんできる品種、数は少ないけど、大きな毬花ができる品種、全然毬花のつかなった品種、さまざまで面白かったです。
ホップというのは3年目から毬花がよくつき始めるという話も聞くので、それに期待して根気強く来年も作ってみようと思うのですが、なんとかビールに近づけないものかと企んではいるのですが、んまぁこの度は実績ということで、じわじわやっていきたいですね。
さて、こんなことで2023年の畑作を振り返ってみました。
大体ノリで種子を買って、栽培してものが多いのです。
それが上手くいったのと、失敗したのと色々ありました。結局出口のない栽培はなかなか自己満足の世界、もっと言えば自己満足にも達していないのではないかと思っています。それを満たせているのは枝豆くらいで、満たされると飽きてくるのが性分でして。←
来年はまだ未定ですが、現在喫茶を営む友人と協働でハーブを作ってお店で出せたりしたらいいねとか、そことの協力関係で出口のある栽培に少しは取り組めそうな気がするので、ワクワクしている部分はあります。
とまぁこんなことを考えながら、来年はもう少し理想に近づけるように頑張っていきたいですね。