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ポップコーンは買わない派です。vol.66

エクストリーム・ジョブ

韓国のエンタメレベルの最高峰がここに!!

予告編

あらすじ

ひょんなことから大人気フライドチキン店を経営することとなった麻薬捜査班の姿を、「王になった男」のリュ・スンリョン主演で描いたコメディ。忙しく走り回りながらも、思うような実績を積めずに解散の危機を迎えている麻薬班。国際犯罪組織の国内麻薬密搬入情報を入手したコ班長は、チャン刑事、マ刑事、ヨンホ、ジェフンの4人のチーム員たちとともに潜伏捜査を開始する。24時間監視のため、犯罪組織のアジト前にあるチキン屋を買い取り、麻薬班メンバーによるチキン屋稼業をスタートさせるが、絶対味覚を持つマ刑事の隠れた才能により評判が広まり、チキン屋は捜査にも手が回らないほどの大人気店となってしまう。そんなある日、麻薬班に捜査の絶好の機会が訪れるが……。

韓国映画のレベルが高まってきているのは否定できない事実

パラサイトがアカデミーを席巻していた事実が物語るように韓国の映画やドラマのレベルはかなり高まってきていると思います。

そのパラサイトよりも興行収入では上回り韓国では歴代1位を獲得しているようです。

今年に入ってから大流行していた「梨泰院クラス」や「愛の不時着」なども代表的な例として挙げられますよね。

パラサイトの記事でも紹介したように、韓国のスタッフは積極的にアメリカなどの映画産業の大きいところで修行を重ね、海外で戦える作品を作れるようになっているのです。音楽業界においても本気度が違います。

BTSやブラックピンクなど、世界のチャートで1位を取れるアジアの国は韓国くらいです。

さて、このエクストリームジョブは昨年に公開された映画です。僕も公開してからミニシアターで鑑賞しました。

とにかくコメディで最高に笑えます。

韓国映画の笑いのセンスが結構シュールで、そのシュールさが過剰すぎずクスッと笑えるのがクセになってしまいます。

笑えるかと思いきや、バリごりにアクションも入ってきたりしてもう翻弄されっぱなしです。

最後の最後のシーンがBGMと相まって最高にかっこいいシーンだと思うのでそのへんも注目して欲しいですね。

飯テロ

この映画の大きなモチーフとしてチキンがあります。

映画の中では麻薬の潜入捜査のためにチキン屋をオープンさせるんですが、そのチキンがとにかくうまそう!!腹が減ってきしてしまいます。

韓国と言えばチキンですよね。

でもどうやらみんな食べたいよりもチキン屋を開きたいということでチキン屋が乱立している現状にあるみたいです。

劇中でチキンを作るのがだんだん上手くなって、脱サラしようかなというような件がありますが、実際では韓国では脱サラしたい人間が多いようで、さらに定年まで仕事ができる人も多くないようなので自営業として開業する人が多いのだそう。

そんな韓国の状況を切り取った話だったなんて驚きです。

韓国人よりもチキンが好きなのは我々日本人なのかもしれませんね。笑

最後に

韓国のエンタメはかなり上昇気流に乗っています。韓国は国内のマーケットが小さすぎることがわかっているので、積極的に作品を輸出するための努力が半端ないです。

日本も国内のマーケットのみに留まっていてはいつまで経ってもチャートインすることすらかなわないことでしょう。

韓国から学べることはたくさんありそうです。

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