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多摩地名の由来 あきる野

 「あきる野」という地名は、市の発足から20年余が経ち、多くの住民に定着し馴染みのある名になっています。市の発足以降に住民になった方のなかには、市名の由来を知らない人も少なくないのでは? 改めておさらいしてみましょう。
 あきる野市1995年9月1日に秋川市と五日市町の合併により誕生しました。鎌倉時代頃から、新市域周辺は秋留郷と呼ばれており、市東部の秋川の河岸段丘などからなる台地も秋留台地と称されています。また旧・五日市町には武蔵国多摩郡八座の筆頭に上げられた古社、 阿伎留神社があり、双方に共通する「あきる」が新市名となりました。
 JR五日市線の駅名には「秋川」、「武蔵五日市」とかつての市名、町名が残っていますが、05年に開通した圏央道のインターチャンジには「あきる野」の名前がつけられました。                   (『よみうりSunTAMArea』2013年1月号)

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