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リブ・コンサルティングに入社したCTOの始まりのお話

リブ・コンサルティングのCTO飯田と申します。
はじめましての方がほとんどだと思いますので、入社後1年半以上経ってからですがエントリーとして自分について少し書こうかなと思います。
同時に、なぜリブに入社したのか、というところも知っていただけたらありがたいです。

どこから始めようかと悩みましたが、生い立ちなんかは需要なさそうなので、過去を振り返りながら働くということについて触れてみます。
「ライスワーク」「ライフワーク」などという言葉もある通り、何を目的として働くのか、というのはよく語られることかと思います。


あなたは何のために今の仕事をしていますか?

"The two most important days in your life are 
the day you're born and the day you find out why"
- Mark Twain

ウォルト・ディズニー氏も愛読した「トム・ソーヤの冒険」で知られるマーク・トウェイン氏の名言として知られています。
それぞれ解釈はあると思いますが、要は2つ目の「なぜ生まれたかを見付けた日」というところですね。
いきなりしんみりした重い感じではじめてしまいましたが、これを探すためでもあるのかなと考えています。


「働く」

「仕事」という表現でもいいし、「人生の一部」と捉えても良いし、人それぞれの定義があると思います。
定義の話は一旦置いておいて、「働く」(とここでは表現します)が占める割合ってどれくらいでしょうか?
1日24時間、睡眠6〜8時間程度として、フルタイムの既定労働時間はざっくり8時間。残業したりもあるとそれ以上となりますね。
睡眠時間を無意識下と考えた場合に、自分自身が意識出来る半分もしくはそれ以上の時間を「働く」という活動が占めていることになります。
人生というと少し大きくなってしまうかもしれませんが、20歳くらいまでは自立出来ていなかったり、70歳くらいからは身体的な課題もあることでしょう。
そう考えた時に、自分がコントロールできる人生の半分以上を「働く」という活動においていると考えることが出来るのかなと思います。

20代、多分25~27歳くらいの時でしょうか、満員電車には疲れ切った顔をした人たちで溢れかえっていました。
簡単に言うと、”死んだ魚の目”をした人たちがたくさんいる、と当時感じたことを覚えています。
人生の半分を占めるであろう場所に向かう電車の中で、すでに目が死んでいるのです。


理由:何のために自分が働くのか

目的に話を戻しまして(行ったり来たりですみません)、この人生の半分以上の時間を楽しいものにした方が良いに決まってるじゃん、という極めて短絡的で利己的な考えが始まりです。
そこから色々と考え行動しながら、今の自分は、一緒に働くメンバーも同じように「この人生の半分以上の時間を良いものとして過ごして欲しい」と考え、それを目的としています。
もっと願うならば、その人それぞれの幸せに繋がるものであれば良いなと思いますし、それを手伝うことが出来る自分になれたらいいなと考えています。
これを実現するために、自分の「働く」を選択しています。

自分を知っている方がご覧になった時に「何言ってんだよ」とか、「あの時の行動は違うよね」と言うこともあると思います。
ちょっと言い訳がましいですが、正しい道を歩むために間違った選択をすることもある、と考えています。
実現のために努力をするし、その結果として成長があると言うのが持論です。成長は目的ではなく結果です。

"Progress, not Perfection"

故に組織文化としても「チャレンジを推奨」しています。


なぜリブ・コンサルティングなのか

さて、この目的を達成するためとリブ・コンサルティングにジョインした理由がどう一致するのか、と言うのがまだ語れていませんね。
ここは本当に色々あるのですが、自分の働く理由に沿ったところだけを抜粋してお届けしようと思います。

まず、リブ・コンサルティングは経営コンサルティングの企業です。
コンサルティングは課題解決がお仕事です。
自分がゴールに近づくためには、個々人に対する活動だけでなく、「働く」組織や事業全体へのアプローチも必要だと考えています。
転職にあたって、実績的にも成果を出すことが求められるのは当然ですが、自分が学べるかと言うことも軸として重要視していました。
そのため、経営は重要事項であり、リブに学ぶべきことが多く感じられたからです。代表の関さん、役員の権田さんや石井さんにお話をさせていただいたおかげです。
2019年で一番大きな出来事でした。

次に、経営方針と実績、それに紐付く新規事業と言うものがあります。
単純に新規事業やりたいとか、そんなミーハーさは皆無です。流行りとかよくわかんないし。
表現を変えると、自分が持つ責任や裁量そして実現する世界が素晴らしいと感じたこと。
詳細は次回あたりに書けたらと思いますが、自分の「働く」を通じて、その先にある世界に広がりを見出せたからです。
個々へのアプローチではなく、SaaSビジネスを通じて経営にアプローチすることで業界を変革するプロダクトなのです。
その業界で「働く」人々の人生を豊かにすることにも繋がり、さらにはそのエンドユーザーの幸せにも繋がっていく・・・toCも意識したtoBプロダクトである点は、まさに「働く」と言うテーマにハマるものでした。
当然、前提として一緒にサービスを作り上げるメンバーの「働く」が良いものでなくてはなりません。

そして、リブ・コンサルティングという会社が損をしている、勿体無いと感じたことも大きな理由です。
もちろん楽しんで働いている人も多く、仕事に意義を持っている方々も多数いらっしゃいます。若いのにすごいなと感心することもしばしばあります。
ただ、ITの力が弱い。誤解を恐れずに言うと、ITリテラシーが低い。
過去にプロダクト開発で苦い経験があると聞きましたが、ジョインして「そりゃそうなるな」と思いました。内緒だけど。
つまり、自分の拙い経験や知識でもお役に立てると考えたし、それによってリブで働く人々がもっとよく「働ける」と感じたからですね。


まだまだこれからやりたいこと盛り沢山ですし、力を付けていかないと難しそうなことばかりです。
だからこそ今が一番楽しい!
そしてこう言ったことに共感してくれる方がいれば嬉しいですし、そのような方々と一緒に働けると楽しいなと考えています。

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